障害・障碍・障がい・福祉

2019年9月10日 (火)

わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想

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日本障害者協議会代表などをなさっている藤井克徳さんが、障害者差別や優生思想について、歴史や現状、そしてこれからのことを簡潔にまとめている。
「ノーマライゼーション」が日本でも言われて久しいが、この国で使われている「ノーマライゼーション」は、ちと違うのではないかと思ってしまう。
既存の社会の枠組みに「障害者(そして外国人その他)を迎えてあげよう」的な「ノーマライゼーション」なのである。
そして、「既存社会のありようは変えない」という但し書きが付いている。
鳴り物入りで登場した「障害者自立支援法」も、そうだ。
枠組みありき制約ありきの中での「自己決定」。
どうも、「reasonable accommodation」が「特権」であるかのような理解がなされているようにも見える。
「Nothing about us without us!」が置き去りにされている、ということだ。

「障害者の権利に関する条約」にしても、この条約に込められた理念は、障害者「だけ」に適用されるというものではない。
国会議員や自治体首長・議員らによる差別的発言(対象は障害者に限らず外国人などマイノリティ、あるいは女性)は、こうした人たちが障害者権利条約を知らない、理解していないことを如実に示している。

Convention on the Rights of Persons with Disabilities
https://www.un.org/development/desa/disabilities/convention-on-the-rights-of-persons-with-disabilities.html

障害者の権利に関する条約(和文)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page22_000899.html

きょうされんの本書紹介記事。
http://www.kyosaren.or.jp/book/6690/

第1章 オットー・ヴァイトとの出会い
第2章 殺された障害者は20万人あまり
第3章 優生思想は多くの国々で、 そして日本でもはびこった
第4章 優生思想に対峙する 障害者権利条約
第5章 やまゆり園事件と障害のある人の今
第6章 私たちにできること

藤井克徳/著
合同出版株式会社
http://www.godo-shuppan.co.jp/book/b474135.html

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2019年8月30日 (金)

健康で文化的な裁定限度の生活 8

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結果オーライなのだが、そろそろそうではない事例が出てきてもいいのではなかろうか。

妊娠については、経験した中でも幾つかの事例がある。
知的障害者が妊娠した事例では、ラーメン一杯おごられてのことだったというケースがある。
不妊手術まで至った経験はないが、本人や保健所と相談しながら避妊の工夫をしたことは、ある。
つい最近も、職場の男性との関係で、ショックで声が出なくなってしまったという女の子がカウンターに来た。

柏木ハルコ/著
小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09860320

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2019年8月27日 (火)

パラリンピック開催まで1年を切った

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読売新聞で、8月25日から『[スポーツの力]ちがいを超えて』という連載が始まった。
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20190825-OYT1T50067/
パラリンピックに焦点を当てた記事であるが1回目には次のような文章がある。

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「障害」を、老いや、病や、抗(あらが)えない何かがもたらす困難と読み解けば、それは一人ひとりが人生で、いつかは直面するものとなる。あなたは、どう向き合いますか。25日で開幕まで1年となる東京パラリンピックには、ちがいを超えて光を求める選手が集います。スポーツを通じ、私たちの生き方への示唆となる、メッセージが見つかるかもしれません。

この後に及んで障害を個人モデル的視点でしか捉えておらず社会モデル的視点が全く欠如していることにも呆れるが、「ちがい」とは何なのか。
パッと見たときには、パラリンピックに集まる選手たちそれぞれの障害のちがいなのかとも思ったが、その先に「超えて光を求める」という文言もある。
超えなければならない「ちがい」、超えた先に光がある「ちがい」って、いったい何なのだろう。
どんなこととどんなことが「ちがう」のだろう。
「ちがい」を超えたときに見える「光」とは、どんな「光」なのだろうか。
「光」が見えたとき、「ちがい」は、なくなるのだろうか。
それとも、「ちがい」は残ったまま、超えた者が高みから見下ろすことになるのだろうか。

そして、26日から27日にNHKが報じた「東京パラリンピックに期待できない」という障害者の声は、障がい者総合研究所によるアンケート結果である。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190827/k10012051151000.html

障害者たちがパラリンピックに期待を示していない、むしろマイナス評価が増えているという結果は、テレビなどで流されるオリンピック・パラリンピックの圧倒的な情報量の中で、いったい何なんだと考えざるを得ない。
今回のアンケート結果は障がい者総合研究所サイトにはまだ掲載されていないが、前回の結果は掲載されている。
http://www.gp-sri.jp/report/detail032.html

NHK記事にある「理解を示しているように見せることに酔っていて実は偏見は消えていない」が、読売の「ちがいを超えて」も含めて、パラリンピックのありようを端的に示しているのだろう。

障害・障害者に向き合うときの「偏見」「差別」「誤解」といった個人個人の意識や理解については、むろん打開していかなければならないし、これはじつは制度や物理的な障害・障壁に対応するよりもはるかに困難なことであるが、「心のバリアフリー」というようなオブラートに包まれた言い方、つまり、障害・障壁は障害者の周囲にいる人の心の問題というような、ある意味での個人モデル的視点だけでは、パラリンピックが終わったあと、残るものはないのだろうなと危惧する。
車いす利用者を乗車拒否すたUDタクシーの二の舞にならないことを祈らざるをえない。

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2019年8月 6日 (火)

あんずの木の下で

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学童疎開は、子供たちの命を守ることが目的ではなく、将来の「兵力」を確保するため。
したがって、「兵力」となりえない「障害児」は、疎開の対象外とされた歴史があったことを、忘れちゃならない。
戦争と障害者をめぐる書籍は「もうひとつの太平洋戦争」のほか、3年前の事件も契機となって出版されてはいるが、昨今の世相を見ると、戦争における障害者のありようについて「過去のできごと」としてではなく、今の、これからの課題であるように思えてならない。
さらに、読み継がれていってほしい。

はじめに―東京から届いた一通のメール
第1章 運命を乗せた列車
第2章 学童疎開と光明学校
第3章 ふたつの疎開
第4章 悲しい別れ
第5章 あんずの木の下で
第6章 鳴りひびく空襲警報
第7章 終わらなかった疎開生活
おわりに―なぜ、戦争はなくならないのか。

小手毬るい
原書房
http://www.harashobo.co.jp/book/b369074.html

 

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2019年7月27日 (土)

Out of the Blue~その選択、そしてその責任~

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会場の近くのカレー屋さんでお昼。
正午少し前に入ったが、正午ともなるとガテン系のお客さんで埋まる。

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築数十年であろう建物にある「絵空箱」が、この日の会場である。
キャラメルボックスがこけたので、活動していた方たちはどうなるんかいなと思っていたが、それぞれ新たな場を確保しているのだろうか。

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定員60名の小さな空間で、整理番号順に入場の自由席で、一番前のセンター席を確保、ワインを頂いて開演を待つ。
ステージ(といっても高くなっているわけではない)には椅子がふたつ向かい合っておかれているだけで、天井から白いテープが4本垂れていて、結界のように見える。
あの事件から三年が経ち、そして参議院が対応を迫られる事態となっているこの日にテーマは「障害」、聴覚障害だけではなく視覚障害も、そして、家族。
途中でダンスが入る(忍足さんも!!)のは、いかにもキャラメル。

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出演者サイン入りのプログラムを購入。
終演後、忍足さんとお話できた。
手話はすっかり忘れてしまっていたので、通じ合えたかどうかはわからないが。

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忍足亜希子
大滝真実
大内厚雄
作・演出・振付:大内厚雄
https://atsuwo.amebaownd.com/pages/3015450/outoftheblue

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2018年12月30日 (日)

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」と「ミュシャ展」

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
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サブタイトルに「愛しき実話」とあるが、ストーリー自体はシカノをベースにしてはいるが「実話」ではない。
後半でシカノが丸くなったというセリフがあったが、いやいや最初っから丸いシカノで、原作本(ノベライズ本ではなく渡辺一史著の原作本)で描かれたボラをこき使ういやらしさは、スクリーンには出ていなかった。

ちなみに、原作本の第1章は、『ワガママなのも私の生き方 この家は、確かに「戦場」だった』である。
映像での在宅生活、部屋はずいぶん片付いているなあ、ゴミがそこらに置いてないなあ、本人の肌がとても綺麗だなあと思いながら見ていた。
それに、自分で体が動かせない人にとっての食事、入浴、性、移動などは、ちょっぴり描かれていたが、排泄に関しては出かけた先での失敗したエピソードだけで、アパートでどうしていたかは描かれていなかったが、まあ、ドキュメンタリーじゃないのだからね。
綾戸智恵さんが、シカノの母親役だったのには、びっくり。

以前、養護学校高等部(当時は「特別支援学校」ではなく「養護学校」あであった)の卒業を控えている筋ジスの障害者を担当していたことがあった。<
卒業後の進路をあれこれ相談するために学校で会ったり自宅に行ったりしていたのだが、ある日、母親から電話がかかってきて、亡くなったと告げられた。
ずいぶん急な話で、体調を崩したということも聞いていなかったのだが、本人は家にいて母親が買い物に出かけ、帰ってきたときには本人は亡くなっていたということだった。
彼も、シカノと同じように心臓が弱かった。
シカノがなくなる10年以上前のことだった。

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http://bananakayo.jp/

ミュシャ展
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小田急新宿店にて。

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第1章 パリ時代の魅力的なポスター
第2章 くらしを彩る装飾パネル
第3章 装飾資料集 装飾人物集

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第4章 挿絵の魅力
第5章 くらしの中で愛されるミュシャ
第6章 ミュシャとアメリカ

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第7章 わが祖国チェコ

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会場内の撮影はOKであった。

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ポスターなどは画集に任せて、商品パッケージなどを撮っておくことにした。

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この展覧会は尾形寿行氏蔵のコレクションの一部が展示される展覧会で、青山アートスクエアで開催された展覧会と重なる。
青山アートスクエア「FEEL THE Mucha HEART~民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛~」
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/feel-the-mucha-.html

来春のチェコ行きで、どれだけミュシャ(ムハ)作品を見てくることができるだろうか。

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http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/special/mucha/index.html

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2018年12月 5日 (水)

「ここから3」→「扇の国、日本」

国立新美術館に向かいます。

ここから3
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南公園の木々は秋に色づいていました。
新国立地下のカフェテリア「カレ」で、ピエール・ボナール展特別メニュー「フランス産豚肩肉のトマト煮込みバターライス添え」をいただきます。

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向かったのは「ここから3―障害・年齢・共生を考える5日間」。

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障害者の作品があったり、マンガに直接触れる「触図」があったり、丸木位里のご母堂丸木スマさんの作品があったり、センサーで対象物との距離を認識して振動で伝える器具の体験ができたり。

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12月9日(日)まで。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/kokokara3/

サントリー美術館に移動。

扇の国、日本
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「扇の国、日本」が始まっています。
「扇」が日本由来のものであったことが、中国の文献から明らかであることが新鮮な発見でした。
源氏物語や源平合戦を描いた扇をちりばめて物語を追った屏風は、ある意味コマを連ねたマンガであると思いました。

序章 ここは扇の国
第1章 扇の呪力
第2章 流れゆく扇
第3章 扇の流通
第4章 扇と文芸
第5章 花ひらく扇
終章 ひろがる扇
https://www.suntory.com/sma/exhibition/visual/2018_5/ogi_list_JA.pdf
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扇の国、日本
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_5/
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ミッドタウンは、クリスマス。
ふだん使っているワイン屋が店を出していたので立ち寄ると、担当の営業さんはいませんでしたが同じ営業所のお兄さんがいたので、クリスマスとお正月だからと、墺国葡萄酒を購入するハメになってしまいました。
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12種類ののサンタクロース。
飛ぶサンタもいました。

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2018年11月28日 (水)

健康で文化的な最低限度の生活 7

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今回は、栗橋か。
2年目のCW、いろいろ経験してくだされ。
>今回の事例は、虐待としての対応の必要がある事例じゃなかろうか。

支援する側が、対象者自身のニーズや周囲の状況など、さまざまな条件から支援の計画を立てても、その計画がそのまま受け入れられ実施できるわけではない。
自分にも、障害者に対する支援について、本人は了解したのに家族が受け入れず実現できなかった、という経験は何度もある。

柏木ハルコ/著
小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09860064

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2018年10月 6日 (土)

フェルメール→フジタ→BENTO→動物園→松坂屋→御徒町のワイナリー

フェルメール展

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予約してあった上野の森美術館へ。
フェルメール展である。

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この展覧会、「日時指定入場制」が謳われていて、予約してあったのは11時からの入場のチケットだったので11時前に到着したが、すでに列は美術館から南へ、U字を描いて清水観音堂裏手まで続いている。

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列の最後尾がどこなのか、美術館前には案内はなかった。

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11時過から入場が始まり、約20分並んで入場できた。
時間帯によっては、当日でも入場可能なようだが、日が経つにつれて厳しくなっていくのだろう。

さて、今回のフェルメール展では、真贋が明らかではない作品も含めて37点がリストアップされており、現在8点が東京に来ていて、年明けにもう1点追加され、大阪でも東京では展示されない作品が来る。

タイトル
時期 所蔵 かつて見たことのあるフェルメール作品
「?」は真贋が確定していない作品
ディアナとニンフたち   1653-54頃 マウリッツハイス美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
2012年
東京都美術館
(マウリッツハイス美術館展)
マリアとマルタの家のキリスト 1654-56頃 スコットランド国立美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
取り持ち女
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1656 ドレスデン国立美術館・アルテ・マイスター絵画館  
眠る女   1656-57 メトロポリタン美術館  
士官と笑う娘   1657頃 フリック・コレクション  
窓辺で手紙を読む女   1657頃 ドレスデン国立美術館・アルテ・マイスター絵画館  
小路   1657-58頃 アムステルダム国立美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
2014年4月16日
アムステルダム国立美術館
ワイングラスを持つ娘   1659-60頃 ヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
中断された音楽の稽古   1658-59頃 フリック・コレクション  
牛乳を注ぐ女 1660頃 アムステルダム国立美術館 2011年
国立新美術館
(フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展)
2014年4月16日
アムステルダム国立美術館
音楽の稽古   1662-65頃 イギリス王室コレクション  
デルフトの眺望   1660-61頃 マウリッツハイス美術館  
ワイングラス 1658-60頃 ベルリン国立美術館  
水差しを持つ女   1662頃 メトロポリタン美術館  
リュートを調弦する女 1662-63頃 メトロポリタン美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
真珠の首飾りの女 1664頃 ベルリン国立美術館  
青衣の女   1662-63頃 アムステルダム国立美術館 2014年4月16日
アムステルダム国立美術館
天秤を持つ女   1664頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 2011年5月 3日
アルテ・ピナコテーク
(フェルメール展)
手紙を書く女 1665頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー  
真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女) 1665頃 マウリッツハイス美術館 2012年
東京都美術館
(マウリッツハイス美術館展)
合奏   1665頃 イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館  
赤い帽子の女 1665-66頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー  
少女   1665-67頃 メトロポリタン美術館  
婦人と召使   1666-67 フリック・コレクション  
絵画芸術   1666-67頃 ウィーン美術史美術館 2008年07月25日
国立新美術館
(ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展)
天文学者   1668 ルーヴル美術館 2015年3月11日
国立新美術館
(ルーヴル美術館展)
地理学者   1669 シュテーデル美術館 2015年
Bunkamuraザ・ミュージアム
(フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展)
レースを編む女   1669-70頃 ルーヴル美術館 2009年5月 2日
国立西洋美術館
(ルーヴル美術館展)
恋文


1669-70頃 アムステルダム国立美術館 2014年4月16日
アムステルダム国立美術館
手紙を書く婦人と召使 1670頃 アイルランド国立美術館 2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
ヴァージナルの前に立つ女   1670-72頃 ナショナル・ギャラリー,ロンドン 2004年
ナショナル・ギャラリー
信仰の寓意   1670-72頃 メトロポリタン美術館  
ヴァージナルの前に座る女   1670-72頃 ナショナル・ギャラリー,ロンドン 2004年
ナショナル・ギャラリー
2008年
東京都美術館
(フェルメール展)
ギターを弾く女   1670頃 ケンウッド・ハウス、ロンドン  
ヴァージナルの前に座る若い女   1670頃 個人蔵  
聖プラクセディス   1655 国立西洋美術館(寄託)
フルートを持つ娘   1665-70頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー

かつて見たことのあるフェルメール作品は、2011年以前は展覧会の記録を取っていないので、忘れているのもあるかもしれない。

オーディオガイドは無料で、入場者にもれなく配ってもらえた。
しかし、鑑賞にはあまり役には立たないし、棒読みモード。

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お昼頃に出場したときは、列はなかった。
指定された時間内の中で入場すればいいので、その時間帯の最後の方に入れば、最終入場時刻と次の時間帯のスタート時刻まで30分はあり、列に並ばずにも済むだろうし、最初の頃に入った人たちも出ているだろう。
ただし、これからのことはわからない。

フェルメール展のチケットの予約に関し、当初、障害者割引でのチケット購入は電話するように書かれていただけだった。
電話か使えない障害者はどうするのか尋ねたところ、チケットポート各店・チケットぴあ店舗でも購入できるとのことだったが、それも電話をしないとわからないのでは意味がないので、チケット購入サイトに掲載するよう要望したところ、現在はその旨アナウンスされている。
美術館のチケット売り場でも購入はできるのだが、それはアナウンスされていない。
オンラインでも購入出来るようにして、入場時手帳を確認すればいいことだろう。
現に、電話して購入した障害者割引チケットは、入場時に手帳をチェックしているのだから。

1 オランダ人との出会い:肖像画
2 遠い昔の物語:神話画と肖像画
3 戸外の画家たち:風景画
4 命なきものの美:静物画
5 日々の生活:風俗画
6 光と影:フェルメール
https://www.vermeer.jp/

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都美に移動、お昼にする。

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都美で開催中の展覧会にちなんだお弁当があったので、試してみた。
来るまで、待つ。

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トリコロールの器の、なかなか豪勢なお弁当である。
1日20食とのことだが、お昼に入った時にはまだあって、同じ時間帯に他に2組がオーダーしていた。
カラーはイタリア国旗だったりドイツ国旗だったり。

没後50年 藤田嗣治展

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フジタの作品の流れを全体的に紹介する展覧会である。
戦争画は、「アッツ島玉砕」と「サイパン島同胞臣節を全うす」の2作品。

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I 原風景―家族と風景
II はじまりのパリ―第一次世界大戦をはさんで
III 1920 年代の自画像と肖像―「時代」をまとうひとの姿
IV 「乳白色の裸婦」の時代
V 1930 年代・旅する画家―北米・中南米・アジア
VI-1 歴史」に直面する―二度目の「大戦」との遭遇
VI-2 「歴史」に直面する―作戦記録画へ
VII 戦後の20 年―東京・ニューヨーク・パリ
VIII カトリックへの道行き
https://www.tobikan.jp/media/pdf/2018/foujita_worklist_1.pdf

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http://foujita2018.jp/

BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン

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同じく都美で開催中の「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」へ。
日本の江戸時代から現代までのお弁当箱、海外のお弁当箱の展示が面白かった。
オーストリアのでかいお弁当箱もあったが、蓋が被せられていたので、中がどんな様子かはわからなかった。
http://bento.tobikan.jp/

動物園を抜ける。
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パンダは70分待ちなので、パス。

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西園に直行。

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ハシビロコウ、2羽とも表には出ていなかったが、1羽は出てきてくれた。

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目の前は歩いたけれど、後ろを向いたままであった。
挑発しちゃいけないし、しばらく待ってみたが、こちらに向く気配は、ない。

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動物園を出るたと、松坂屋行きのバスがあったので、松坂屋でパウゼ。
むろん、これも買ったのである。

御徒町のワイナリー

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御徒町には、ワイナリーがあることを、今日の読売新聞朝刊記事で知った。

せっかく御徒町にいるのだから、記事に出ていたワイナリーを訪ねてみることにした。
1階が工場、2階に醸造蔵、3階が試飲ルーム。

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赤、白、ロゼを試してみた。
ロゼらしからぬロゼと思って聞いたら、ベースは白のぶどうであるようだ。
お持ち帰り。

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Book Road
http://bookroad.tokyo/

 

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2018年8月15日 (水)

健康で文化的な最低限度の生活 6

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職場のカウンターに、アルコール臭をさんざん引き連れてやってくる人が、間々やってくる。
対応はするけれど、往々にして自分の話ばかりしていて、こちらの言うことは入らない。
時間だけが過ぎていく。
アルコールに限らず「依存症」に対応していると、さすがに「またかよ」と思ってしまうこともよくある。
昔の職場の上司で、とても真面目な人だったのだが、パチンコに溺れ、退職を余儀なくされた人もいた。
よく言われる「底つき体験」の必要性も、現実のどん底に陥るまで手を出さないのか、介入する今を「底」として捉えるのか。
都の監査官の、『けれども…そういう人にも、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するのが、我々の仕事です。」を言うべきスタンスであることは、忘れないようにしよう。
アディクションのひとりひとりに向いて、試行錯誤は続く。

柏木ハルコ
小学館
https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091897862

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