夏への扉

2017年11月19日 (日)

8 邦訳の違い(6)

合計
一文章で指摘内容が複数ある文章は、それぞれの指摘内容ごとにカウントした。
合計文章数は、5250である。

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

指摘内容 A B C D E F G
一文章全体を訳していない文章の数 - 225 4371 227 224 4 177
- 4.29% 83.26% 4.32% 4.27% 0.08% 3.37%
一文章の一部を訳していない文章の数 - 184 13 184 183 2 156
- 3.50% 0.25% 3.50% 3.49% 0.04% 2.97%
訳文に相当する文章が原文にはなく、訳者による他の部分の要約及び創作と考えられる文章の数 - 14 312 15 14 0 12
- 0.27% 5.94% 0.29% 0.27% 0.00% 0.23%
別の場所で訳出されている文章の数 - 16 114 16 16 1 14
- 0.30% 2.17% 0.30% 0.30% 0.02% 0.27%
訳語が不統一であったり、誤植あるいは誤訳と思われる文章の数 - 81 10 64 63 14 42
- 1.54% 0.19% 1.22% 1.20% 0.27% 0.80%
合計 - 520 4820 506 500 21 401
- 9.90% 91.81% 9.64% 9.52% 0.40% 7.64%

『福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」』は、翻訳というよりも翻案と言っても良いだろう。
福島正実訳版は、ハヤカワSFシリーズ→世界SF全集12→ハヤカワ文庫SF→ハヤカワ文庫SF(新装版)と経るにしたがって訳の修正が行われていることがわかる。
小尾芙佐訳版は、完訳と言っていいだろう。

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8 邦訳の違い(5)

訳語が不統一であったり、誤植あるいは誤訳と思われる文章の数

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

文章数 A B C D E F G
1 382 - 10 3 10 1 2 8
- 2.62% 0.79% 2.62% 2.88% 0.52% 2.09%
2 679 - 9 1 12 10 4 8
- 1.33% 0.15% 1.77% 1.47% 0.59% 1.18%
3 327 - 4 0 3 4 2 4
- 1.22% 0.00% 0.92% 1.22% 0.61% 1.22%
4 456 - 7 1 6 4 1 4
- 1.54% 0.22% 1.32% 0.88% 0.22% 0.88%
5 571 - 8 0 3 4 2 1
- 1.40% 0.00% 0.53% 0.70% 0.35% 0.18%
6 401 - 8 0 9 5 0 2
- 2.00% 0.00% 2.24% 1.25% 0.00% 0.50%
7 231 - 5 0 4 5 0 3
- 2.16% 0.00% 1.73% 2.16% 0.00% 1.30%
8 586 - 9 2 8 9 0 4
- 1.54% 0.34% 1.37% 1.54% 0.00% 0.68%
9 354 - 7 1 1 1 0 1
- 1.98% 0.28% 0.28% 0.28% 0.00% 0.28%
10 631 - 3 2 2 2 2 2
- 0.48% 0.32% 0.32% 0.32% 0.32% 0.32%
11 417 - 4 0 3 5 0 2
- 0.96% 0.00% 0.72% 1.20% 0.00% 0.48%
12 215 - 7 0 3 3 1 3
- 3.26% 0.00% 1.40% 1.40% 0.47% 1.40%
T 5250 - 81 10 64 63 14 42
- 1.54% 0.19% 1.22% 1.20% 0.27% 0.80%

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8 邦訳の違い(4)

別の場所で訳出されている文章の数

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

文章数 A B C D E F G
1 382 - 1 42 1 1 0 1
- 0.26% 10.99% 0.26% 0.26% 0.00% 0.26%
2 679 - 1 8 1 1 0 0
- 0.15% 1.18% 0.15% 0.15% 0.00% 0.00%
3 327 - 0 3 0 0 0 0
- 0.00% 0.92% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
4 456 - 0 1 0 0 0 0
- 0.00% 0.22% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
5 571 - 1 0 1 1 0 1
- 0.18% 0.00% 0.18% 0.18% 0.00% 0.18%
6 401 - 2 27 2 2 0 1
- 0.50% 6.73% 0.50% 0.50% 0.00% 0.25%
7 231 - 1 1 1 1 0 1
- 0.43% 0.43% 0.43% 0.43% 0.00% 0.43%
8 586 - 0 4 0 0 0 0
- 0.00% 0.68% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
9 354 - 0 1 0 0 0 0
- 0.00% 0.28% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
10 631 - 7 15 7 7 0 7
- 1.11% 2.38% 1.11% 1.11% 0.00% 1.11%
11 417 - 1 11 1 1 1 1
- 0.24% 2.64% 0.24% 0.24% 0.24% 0.24%
12 215 - 2 1 2 2 0 2
- 0.93% 0.47% 0.93% 0.93% 0.00% 0.93%
T 5250 - 16 114 16 16 1 14
- 0.30% 2.17% 0.30% 0.30% 0.02% 0.27%

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8 邦訳の違い(3)

訳文に相当する文章が原文にはなく、訳者による他の部分の要約及び創作と考えられる文章の数

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

文章数 A B C D E F G
1 382 - 1 4 1 1 0 1
- 0.26% 1.05% 0.26% 0.26% 0.00% 0.26%
2 679 - 1 19 1 1 0 1
- 0.15% 2.80% 0.15% 0.15% 0.00% 0.15%
3 327 - 1 11 1 1 0 1
- 0.31% 3.36% 0.31% 0.31% 0.00% 0.31%
4 456 - 1 12 1 1 0 1
- 0.22% 2.63% 0.22% 0.22% 0.00% 0.22%
5 571 - 1 27 2 1 0 1
- 0.18% 4.73% 0.35% 0.18% 0.00% 0.18%
6 401 - 0 50 0 0 0 0
- 0.00% 12.47% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
7 231 - 0 0 0 0 0 0
- 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
8 586 - 4 50 4 4 0 3
- 0.68% 8.53% 0.68% 0.68% 0.00% 0.51%
9 354 - 0 35 0 0 0 0
- 0.00% 9.89% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
10 631 - 1 61 1 1 0 1
- 0.16% 9.67% 0.16% 0.16% 0.00% 0.16%
11 417 - 1 36 1 1 0 1
- 0.24% 8.63% 0.24% 0.24% 0.00% 0.24%
12 215 - 3 7 3 3 0 2
- 1.40% 3.26% 1.40 1.40% 0.00% 0.93%
T 5250 - 14 312 15 14 0 12
- 0.27% 5.94% 0.29% 0.27% 0.00% 0.23%

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8 邦訳の違い(2)

一文章の一部を訳していない文章の数

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

文章数 A B C D E F G
1 382 - 15 3 14 14 0 13
- 3.93% 0.79% 3.66% 3.66% 0.00% 3.40%
2 679 - 47 1 47 47 1 40
- 6.92% 0.15% 6.92% 6.92% 0.15% 5.89%
3 327 - 15 1 15 15 0 13
- 4.59% 0.31% 4.59% 4.59% 0.00% 3.98%
4 456 - 8 0 8 8 0 8
- 1.75% 0.00% 1.75% 1.75% 0.00% 1.75%
5 571 - 15 2 15 15 0 14
- 2.63% 0.35% 2.63% 2.63% 0.00% 2.45%
6 401 - 16 3 16 15 0 12
- 3.99% 0.75% 3.99% 3.74% 0.00% 2.99%
7 231 - 5 0 5 5 0 5
- 2.16% 0.00% 2.16% 2.16% 0.00% 2.16%
8 586 - 14 0 14 14 0 11
- 2.39% 0.00% 2.39% 2.39% 0.00% 1.88%
9 354 - 9 0 9 9 1 7
- 2.54% 0.00% 2.54% 2.54% 0.28% 1.98%
10 631 - 15 2 15 15 0 11
- 2.38% 0.32% 2.38% 2.38% 0.00% 1.74%
11 417 - 11 1 12 12 0 10
- 2.64% 0.24% 2.88% 2.88% 0.00% 2.40%
12 215 - 14 0 14 14 0 12
- 6.51% 0.00% 6.51% 6.51% 0.00% 5.58%
T 5250 - 184 13 184 183 2 156
- 3.50% 0.25% 3.50 3.49% 0.04% 2.97%

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8 邦訳の違い(1)

一文章全体を訳していない文章の数

各邦訳によって異なる文章の数を整理してみた。
A:加藤喬訳講談社SFシリーズ(1958年9月10日)
B:福島正実訳ハヤカワSFシリーズ(1963年11月30日)
C:福島正実訳講談社世界の科学名作13「未来への旅」(1965年10月28日)
D:福島正実訳世界SF全集12(1971年1月31日)
E:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(1979年5月31日)
F:小尾芙佐訳ハヤカワ書房(新訳版)(2009年8月15日)
G:福島正実訳ハヤカワ文庫SF(新装版)(2010年1月25日)

文章数 A B C D E F G
1 382 - 1 299 2 2 0 2
- 0.26% 78.27% 0.52% 0.52% 0.00% 0.52%
2 679 - 31 628 31 31 0 2
- 4.57% 92.49% 4.57% 4.57% 0.00% 3.09%
3 327 - 14 300 14 14 0 11
- 4.28% 91.74% 4.28% 4.28% 0.00% 3.36%
4 456 - 12 397 13 12 1 11
- 2.63% 87.06% 2.85% 2.63% 0.22% 2.41%
5 571 - 18 499 18 18 1 15
- 3.15% 87.39% 3.15% 3.15% 0.18% 2.63%
6 401 - 18 303 18 15 1 11
- 4.49% 75.56% 4.49% 3.74% 0.25% 2.74%
7 231 - 4 230 4 4 0 1
- 1.73% 99.57% 1.73% 1.73% 0.00% 0.43%
8 586 - 40 483 40 40 0 26
- 6.83% 82.42% 6.83% 6.83% 0.00% 4.44%
9 354 - 4 250 4 5 0 4
- 1.13% 70.62% 1.13% 1.41% 0.00% 1.13%
10 631 - 40 479 40 40 0 34
- 6.34% 75.91% 6.34% 6.34% 0.00% 5.39%
11 417 - 12 302 12 12 1 12
- 2.88% 72.42% 2.88% 2.88% 0.24% 2.88%
12 215 - 31 201 31 31 0 29
- 14.42% 93.49% 14.42% 14.42% 0.00% 13.49%
T 5250 - 225 4371 227 224 4 177
- 4.29% 83.26% 4.32% 4.27% 0.08% 3.37%

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2016年10月 9日 (日)

夏への扉 7 21世紀の技術

7 21世紀の技術

実現しているもの
 ベッドの下の給排水装置のような機械化された便器(小尾訳のみ)
 超小型の補聴器のような恰好をしている聴診器
 映動(小尾訳は動映)
 ロボットの付添い
 新聞の実体写真
 ページがめくられる新聞
 スティックタイト織物
 滑走道路
 重力制御法
 半自動的な製図機
 テレビ設備のついた電話
 全国共通小切手制度

変わらないもの 残っているもの
 看護婦を呼ぶスイッチ
 聴診器の冷たくてこつこつするピックアップ
 タブロイド型の新聞の体裁
 電話帳
 古い新聞の縮刷版

実現していないもの
 自動秘書機
 インターネットメール
 携帯電話
 電子化されたデータベース
 クレジットカード
 キャッシング

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夏への扉 6 年表(2) 2000年から

6 年表(2) 2000年から
2000/12/?? シュルツ夫人(ベル)が、だいぶ前からダンに連絡を取りたがってコンソリデーテッド冷凍場に連絡した。
2000/12/13(水) ダン、コールドスリープから目が覚め、アルブレヒト博士から説明を受けた。
グレイト・ロサンジェルス・タイムズの朝刊の「退場者」欄に、ダンは自分の名前を見つけた。
2000/12/14(木) ダン、冷凍場から退院し、本社に行って会計担当重役のドウテイ氏と会い、一文無しになったことを告げられ、四百ドルの払い戻しを受けて本社を出た。
仕事を探したが、見つけることができなかった。
2000/12/15(金) 午前2時ごろ、警官の一隊がやってきて、狩りこまれてしまったが、裁判所の判事から余剰生産調節局の求人を紹介された。
自動車スクラップ工場で働き始め、住みやすい部屋をみつけた。
2001/??/?? ダン、あらゆる余暇を利用して、マイルズとベルと、とくにリッキイの行方を探していた。
2001/??/?? ダン、水増し雇用の日雇労働者の職につくづく愛想をつかし、一日も早く懐しい製図板の前へ帰りたくなった。
2001/??/?? ダン、ベルとマイルズの行方をさがすことを諦めてしまったが、少しでも余裕ができたら、さっそく専門家を雇ってリッキイの行方だけはどうしてもつきとめよう、と決心した。
2001/??/?? ダン、最後にドウテイ氏を訪ね、シュルツ夫人かのことは自分が処理すると約束した。
2001/3/5(月) ダン、アラディン商会の展売課へ出かけ、製図機ダンを見せてもらい、操作した。
アラディンを出て、文化女中器の本社に行き、就職したいと申し出、名誉技術研究室長として文化女中器に入った。
2001/3/初め ダン、ビーバー・ロボットと製図機ダンのオリジナルの特許について知らせてくれと特許局に手紙を出した。
2001/3/?? 文化女中器におけるダンの生活は楽しかった。
2001/4/?? ダン、組立部の副技師長チャック・フロイデンバークとは、特に仲良しになった。
2001/4/20(金) ジョン、ダンに経過を伝言した。
2001/4/27(金) ダン、コールドスリープから蘇生し、ジョンの伝言を読んだ。
2001/4/30(月) ダン、フォレスト・ローン冷凍場を退院し、リヴァーサイドへ行った。
2001/5/1(火) 10時、ダン、リヴァーサイド冷凍場に行き、11時30分すぎにコールドスリープから蘇生したリッキイと再会した。
リッキイ、リヴァーサイド冷凍場を退院し、ダンとリッキイはブロウリイに飛んで行った。
ユマに行き結婚、ツーソンにほどちかい山荘ホテルに行った。
2001/5/2(水) この日のタイムス紙に載っていた蘇生者のリストのなかに、「リヴァーサイド冷凍場――F・V・ハイニック」という名前があった。
2001/5/3(木) ダンに、シュルツ夫人(ベル)から電話がかかってきたので、ダンは電話に出た。
ダン、8時にベルを訪ねた。
2001/5/4(金) ダン、会社へ行くのをやめて、郡の記録保存局やタイムズの本社へ出かけた。
会計課長に過去の株主について調査を依頼し、その日のうちに回答を受け取った。
特許局からの回答を受け取った。
特許局の書類で特許の発明者はD・B・デイヴィスとなっていることを見つけ、記憶についてアルブレヒト博士に相談した。
チャックと特許の話をしたあと、チャックから時間旅行の存在を明かされた。
2001/5/5(土) 3時ごろ、ダンはいきなり目がさめて、2001/5/2の新聞に載っていた蘇生者のリストのなかの、「リヴァーサイド冷凍場――F・V・ハイニック」という名前を見つけ、リヴァーサイド冷凍場に電話をかけF・Vがフレドリカ・ヴァージニアであることを聞き出した。
夜のしらじら明けるころにリヴァーサイド冷凍場についた。
看護師の言葉から、ダンはブロウリイに行った。
2001/5/7(月) 3日かかってリッキイは祖母と一緒にここに住んでいたことがわかった。
2001/05/12(土) カレクシコまで行ったあげく、またブロウリイに舞いもどり、正しい手掛りを追って飛んだユマで、リッキイが結婚していたことがわかったので、手にしたものをなにもかもその場に取り落して、デンヴァー行きの定期便に飛びのった。
ダン、金の針金を買い、コロラド大学に向かった。
2001/05/16(水) 4日後、ダンはトウィッチェル博士を捕まえ会うことができた。
トウィッチェル博士、久々に研究室を訪れてみて、5ドル貨を発見した。
2001/05/17(木) ダンはトウィッチェル博士から話を聞き、ノーベル賞を獲得していたはずだという話まで進んだ。
2001/05/24(木) 一週間後、ダンはトウィッチェル博士の研究室を見学した。
トイッチェル博士、五ドル貨を一週間前と一週間後に転移させるのをダンに見せた。
ダンの挑発に乗ったトウィッチェル博士はタイムマシンを操作し、ダンを1970年へ送った。
2001/??/?? マクビーを“名誉技術研究室長”に“昇格”させて、チャックを技師長に据えた。
ダンは“デイヴィス技術工業会社”の社長になった。
2001/??/?? リッキイが少し肥ってきたが、これは一時的な、しかも嬉しい理由による生理的現象だった。

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夏への扉 6 年表(1) 1999年まで

6 年表(1) 1999年まで
1890 ダンの祖父、誕生。
1912 ダンの父、誕生。
1938 ジェニイ、誕生。
1940/12/?? ダン、誕生。
1941 ベル、誕生。
1947 ベルが偽っていた誕生年。
1959 リッキイ、誕生。
1961 ピートが母猫の元からダンのもとに連れてこられた。
1964 ひと冬、ダンとピートがコネチカット州の古ぼけた農家に住んでいた。
1965 ダンは、マイルズの亡くなった細君の娘リッキイと会った。
六週間戦争勃発、ダンは徴兵で陸軍に取られてサンディア兵器廠で下士官待遇の技術者として働いた。
ピートはリッキイに世話をしてもらった。
敵の水爆が、ダンの母と妹をいっきょに奪ってしまった。
六週間戦争が終わり、ダンはマイルズと文化女中器の仕事を始めた。
1968 金私有禁止法ができた。
1969 ベルがダンとマイルズの仲間に加わった。
文化女中器の事業が株式会社となった。
窓拭きウィリイの販売について、ダンとマイルズに意見のくいちがいができた。
1970 ダンがベルと婚約し、ダンの株券の一部をベルに譲渡した。
1970/5/3(日) ダンが1970年に戻って、デンヴァー裸体運動クラブでジョン・サットンとジェニイ・サットン夫妻と会った。
1970/5/4(月) この日までクラブに泊まることになっていたジョンがシャツを一枚とブルー・ジーンズをくれた。
1970/5/5(火) ダンは若干の金を手に入れ、つづく二、三週間の中にジョンからドルを渡してもらった。
ジェニイの自動車に乗せてもらって、旧商業地区の二階に事務室を一部屋借り、万能ロボット“護民官ピート”の実用品に取り組んだ。
1970/??/?? ダン、万能フランクを設計し試作した。
1970/??/?? ダンがサーボ・モーターを買いに市街まで出たとき、偶然、昔カリフォルニアで知っていた男と出くわした。
1970/??/?? ダン、チャンパ街のあるドラッグストアのカウンター式レストランでトウィッチェル博士とあった。
1970/??/?? ダン、虫歯になり歯医者に行った。
1970/??/?? ダン、ジョンの法律事務所を通じて私立探偵を雇い、ベルの過去を調査させた。
1970/??/?? 10日ほど経って、探偵から報告があった。
1970/09/?? 第1週め頃、製図機ダンと護民官ピートの模型は両方とも試運転の段階に入り、ダンは設計図の準備にとりかかっていた。
1970/9/?? 設計図を作るのに、ダンは以外に手間どってしまい、知らぬ間に10月がやってきた。
1970/9/25(金) ダンはおそくまで仕事をした。
1970/9/26(土) ダンはまたサットン夫妻といっしょにヌーデスト・クラブに行くことを約束してあったが、結局行かず、護民官ピートと製図機とを、二人に操作してみせた。
ダン、ジョンに会社をやってくれないかと頼み、ジョンは引き受けた。
1970/11/?? 会社の名前はアラディン自動工業商会とし、本社はロサンジェルスに置くことにした。
1970/11/?? ベル、金庫の番号を変えた。
1970/11/18(水) 夜、マイルズの提案した株主総会が開かれ、ダンは反対したが評決でマイルズとベルの賛成でマイルズの提案が可決された。
1970/11/19(木) 午前4時ごろ、ダンはあちこちの運送会社に電話をかけて車をたのみ、午前5時半までには、小型トラックをつれて会社の門の前に着いていたが、錠が帰られていたので中には入れず、夜警からダンと会社との関係を解除する11月18日付の通知を受け取った。
午後、会社からの小包を受け取った。
1970/11/20(金) ダン、知りあいのある弁護士とマイルズからの通知について善後策を相談し、なにもしないことだと忠告された。
1970/11/26(木) マイルズ、サンタバーバラでベルと結婚した。
1970/12/2(水) ダンは、最後のぎりぎりというときまで、デンヴァーにいた。
ダン、ジョンにすべての話をした。
ダン、デンヴァー国際空港からロサンジェルス行11時発の定期便をつかまえた。
1970/12/3(木) ダン、バア・グリル無憂宮に入った。
ダン、ミュチュアル生命保険会社を訪れ、コールドスリープの手続きをした。
身体検査をしたのち、食事をして、マイルズの家に行くことにした。
マイルズの家に行く途中で、文化女中器の株をリッキイに譲渡することにし、手紙を書いて郵便でリッキイに送った。
ダン、マイルズの家に行き、マイルズとベルの計画を明らかにしたが、油断した隙にベルに背中にゾンビー・ドラッグの注射針を打たれてしまった。 夕刻、ダンはすこし早めに、運転手に命じてマイルズの家から一ブロックほど離れたところにタクシーをとめた。
ピートが、マイルズとベルと戦い、外に飛び出た。
ベルとマイルズが、ダンのコールドスリープの書類を見つけた。
マイルズとベルとピートとの戦いを見たあと、外に出てきたピートを連れてリッキイのキャンプにむかった。
1970/12/4(金) ダン、ベルとマイルズによって、ソウテルのコンソリデーテッド冷凍場に連れて行かれた。 ダン、朝の3時ごろ、ガール・スカウトのキャンプにほどちかいモーテルに自動車を乗り入れた。
リッキイ、ダニイからの手紙を受け取った。
8時過ぎ、キャンプに行き、リッキイにコールドスリープに行くことを告げ、文化女中器の株と指輪を渡し、30年後に待っていることを伝えた。
10時15分過ぎに村に戻り、ロサンジェルス行きのヘリコプター・バスで11時過ぎた直後にミュチュアル生命保険に到着していた。
ダン、コンソリデーテッド冷凍場からコールドスリープに送られた。 12時、身体検査官のもとへ出頭した。
午後4時前後、コールドスリープに入った。
1971/??/?? フレドリカ・ヴァージニア・ジェントリイは転校の手続を取り、それ以後の消息は不明だった。
1971/??/?? 文化女中器の株の配当金が第十四半期から1980年第二十四半期までハイニックなる人物に支払われた。
1972/??/?? ジェイクが会社を辞めたとき、マイルズが、もう会社を解散しようといいだした。
1972/??/?? ベルの文化女中器の株がシェラ株式信託会社に譲渡された。
1972/??/?? 文化女中器の特許使用権を、ギアリイ工業に売った。
1972/??/?? マイルズが死んだ。
1972/??/?? ベル、裁判所で遺書のことでフレドリカのお祖母さんに会った。
1980 文化女中器が再建された。
トウィッチェル博士がノーベル賞を取り損ねて、憤慨していた。
場の理論を専門に研究する新しい研究所(ソーントン・メモリアル研究所)がコロラド山中に完成し、チャックはここのトウィッチェル博士の助手になった。
トウィッチェル博士、時間旅行の原理を発見し、実験した。
レナード・ヴィンチェントが五百年の時間旅行に行った。
1981 元の文化女中器の株と後の会社の株とが交換され、後の会社が、ダンの創立した文化女中器の名前を継承することになった。
マクビー、文化女中器に入った。
リッキイのお祖母さんが亡くなり、リッキイは冷凍睡眠に入った。
1987 世界的な大経済恐慌、金は通貨の基礎的な位置を永遠に喪ってしまった。
マニックス財閥の崩壊が始まった。
1994/??/?? アルブレヒト博士がコンソリデーテッド冷凍場の病院で冷凍睡眠および蘇生科の専門医として働き始めた。

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夏への扉 5 ロボット

5 ロボット
 訳はハヤカワ文庫SF新装版による。
Builder Bill ビルダー・ビル
アラディン自動工業商会のロボット。小尾訳では大工ビル。
Drafting Dan 製図機ダン
1970年に戻ったダンが作ったアラディン自動工業商会の製図機。
Eager Beaver 勤勉ビーバー
アラディン自動工業商会の人造人間。ビーバー・ロボット。
Flexible Frank 万能フランク
ダンが考え試作した、人間が家庭の内外においてやるすべての雑用を行うロボット。小尾訳ではばんのうフランク。
Gardener Guses 庭師ガス
アラディン自動工業商会のロボット。庭師ゲス。
Green Thumb グリーンサム
アラディン自動工業商会のロボット。小尾訳では庭師サム。
Houseboy Harries 下男ハリイ
文化女中器会社のロボット。小尾訳では下男ハリー。
Hired Girl 文化女中器
ダンが発明し文化女中器会社で販売していた、人間の手をわずらわせずに掃除する能力を持ったロボット。小尾訳ではおそうじガール。
Nanny ナニィ
アラディン自動工業商会のロボット。ナンニィ。小尾訳では子守ナニー。
Nursemaid Nans 子守りのナン
文化女中器会社のロボット。小尾訳では子守女のナン。/td>
Protean Pete 護民官ピート
1970年に戻ったダンが作った人間に可能なことならなんでもできる万能ロボット。小尾訳では変幻自在ピート。
Williwaw ウィリオウ
アラディン自動工業商会のロボット。小尾訳では草刈りウィリウォー。
Window Willie 窓拭きウィリイ
文化女中器会社でダンが発明し改良していた、窓ガラス、風呂桶、トイレなどの汚れを、一挙に消すロボット。販売について、ダンとマイルズに意見のくいちがいができた。小尾訳ではまどふきウィリー。

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