展覧会など

2020年1月22日 (水)

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

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先週から東京国立博物館平成館ではじまった「出雲と大和」展に、混雑しないうちに行くことにした。
新宿に着いたらGSEが停車していて、4号車サイドの「ブルーリボン賞」ステッカーが目立つ。

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西洋美術館の「ハプスブルク展」は26日(日)までの開催とあって、チケット窓口から文化会館側のゲート近くまで列ができていたが、東博は待ちなしで入館できた。

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会場内の混雑はないが、音声ガイドのある展示品の前は、人が多い。

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第1章 巨大本殿 出雲大社

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全長13メートルの、出雲大社本殿模型(画像はポストカード)が展示されている。

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第2章 出雲 古代祭祀の源流

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撮影可能の、「加茂岩倉遺跡跡銅鐸埋納状況復元模型」がある。
荒神谷遺跡で発掘された「銅剣」(国宝)358本のうち168本が並べられているのは、壮観であった。

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第3章 大和 王権誕生の地

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「三角縁神獣鏡」がずらっと並んでいる。
そして「七支刀」(国宝)、はっきりとは読み取れないが、金象嵌の銘文があるのはわかる。

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第4章 仏と政(まつりごと)

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奈良の大安寺の楊柳観音菩薩立像と多聞天立像、唐招提寺の四天王像のうち、広目天立像と多聞天立像が展示されている。

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そして、島根の萬福寺の四天王像(ポストカード、左から増長天、広目天、多聞天、持国天)が展示されている。

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撮影可能の、法隆寺金堂壁画の複製陶板が展示されている。

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3月から開催される『特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」』への入り口だろうか。
https://horyujikondo2020.jp/

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図録とポストカード(出雲大社本殿模型と萬福寺の四天王像)を購入。

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『日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」』は、3月8日(日)まで。
一部、前期後期の展示替え(「日本書紀」、「第1章 巨大本殿 出雲大社」で9品、「第3章 大和 王権誕生の地」で5品、「第4章 仏と政」で1品)があり、前期展示は2月9日(日)まで、後期展示は2月11日(火・祝)から3月8日(日)まで。
https://izumo-yamato2020.jp/

7月から特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」が始まるが、以前、京博で見たことがあるのだが、入館まで長蛇の列だった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-82a1.html
東博の鳥獣戯画も、混雑するのだろうな。
https://chojugiga2020.exhibit.jp/

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お昼は、「ゆりの木」へ。
「醍醐」をイメージしたような、「飛鳥鍋」。

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表慶館を見たら、室内の明かりがついていた。
展示の準備か何かやっているのだろうか。

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上野公園、上野大仏、中国語ばかりが耳に入ってくるアメ横を抜けて、御徒町に向かう。
目的は、ユーハイム。

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帰りはVSEの特急券が取れたので、入線を待つ。

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エヴァンゲリオンのステッカーが貼ってあった。
https://eva-hakone.com/

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取れた特急券は、1号車3列目A席だった。

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しばらく、1列め2列めには誰もこなかったが、発車したとき、1列めは一人、2列めは二人、3列めも二人だった。

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2020年1月19日 (日)

「DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに」と「雉はじめて鳴く」

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DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに

新国立美術館へ。
写真や絵画などで「傷ついた風景の向こうに/ Landscapes in Our Age: Scarred and Reborn」を表現する展覧会。「日本博2020」にも特別参加。

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プロローグ—身体と風景 石内都、米田知子
1 傷ついた風景—75年目を迎える広島と長崎 藤岡亜弥、森淳一
2 「庭」と言う風景—作家の死を超えて 若林奮
3 風景に生きる小さきもの 栗林慧、栗林隆
4 傷ついた風景をまなざす、傷ついた身体 佐藤雅晴
5 身体の摂理、時間の蓄積 日高理恵子、宮永愛子
6 エピローグ—再生に向かう風景 畠山直哉

2月16日(日)まで。
https://domani-ten.com/

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コキーユでパウゼ。
https://www.nact.jp/information/restaurant/coquille/

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雉はじめて鳴く

俳優座劇場へ。
「雉はじめて鳴く」、いまの時代を表すさまざまな事象が織り込まれていて、その意味で時代を背負った作品ではある。

劇中では、母親の中にある「闇」が明かされることはなく、その後の家庭がどうなったかは、最後にヒントがある(これはこれでどんでん返しな演出)だけで明示的ではない。
この母親の「闇」は、やはりあの事件を思い出してしまう。
対人支援をしているはずの自分の職場を見ているようで、母親や健たちに向けての先生たちやカウンセラーの言葉かけ、母親の反応の変化を中心に見てしまった。

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以前、保亜美さんからこの作品に出演するという情報はもらっていたので、終演後ご挨拶して、ミーハーにもサインをいただいたのであった。

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日曜版に、保亜美さんの記事が出ていた。

毎日新聞劇評
https://mainichi.jp/articles/20200116/dde/018/200/014000c

朝日新聞劇評
https://www.asahi.com/articles/DA3S14329500.html

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「雉はじめて鳴く」は、本日最終日。
https://haiyuza.net/

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ミッドタウンに行ったら、ブルガリがショップを出していて、チョコレートを飲むことができた(けっこういいお値段だが)。
http://gourmet.bulgari.com/shop/default.aspx#home-news

そして新国立に戻って、まだ見ていないと思って入った「ブダペスト展」。
あれ、展示室の色が部屋ごとに違うのは見たことがある、「ビーダーマイアー」あたりで、あれ、見たことがある絵だ、そして売店で、そういやここでトスカーナ・ワイン買ったかも。
12月8日に来ておりましたとさ。
ブダペストには悪いが、展示されている作品たちに、それだけインパクトがなかった、ということだったのか。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-63f414.html
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2019年12月18日 (水)

サラ・ベルナールの世界展

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西村でお昼にする。
せっかく西村にいるのだが、フルーツではない。
ただし、サラダにグレープフルーツが入っている。
https://snfruits.com/

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「サラ・ベルナールの世界展」が始まった松濤美術館へ歩く。
ミュシャのサラ・ベルナールはあちこちで見ているので、ミュシャではないサラ・ベルナールに期待する。

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2Fのフロアや廊下に展示されているサラ・ベルナールの写真は、撮影できる。
「自宅でのサラ・ベルナール 」、「白い衣装で自刻像とともに写る彫刻家としてのサラ・ベルナール」。

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「キメラとしてのサラ・ベルナール」(サラ・ベルナール作)、「棺桶の中でポーズするサラ・ベルナール」。

1章:サラ・ベルナールの肖像―女優、時代の寵児として
2章:パトロンとしてのサラ・ベルナール―ミュシャ、ラリックとの関係
3章:サラ・ベルナールとその時代-ベル・エポック
4章:サラ・ベルナール伝説

「美しき時代」ではあるが、その一方で帝国主義、労働運動、ドレフェス事件などの時代でもある。

作品リスト
https://shoto-museum.jp/wp-content/user-data/exhibitions/186sara/list.pdf

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「サラ・ベルナールの世界展」は、2020年1月31日(金)まで。
https://shoto-museum.jp/exhibitions/186sara/

箱根のラリック美術館では、1月26日(日)まで「アルフォンス・ミュシャ没後80年記念特別展 アール・ヌーヴォーの花園 花々と植物のかたち」が開催されている。
http://www.lalique-museum.com/museum/event/detail.html?id=46

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下北沢でビールを飲んで、帰宅。

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2019年12月11日 (水)

日本・フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ・フランク

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神奈川県立近代美術館葉山に行く。

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展覧会の前に、お昼。
使われているのは、iittalaの食器。

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Bランチは、国産豚のロースソテー、オニオンブルーテ、ブルーベリーソース。

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食事が終わったら、テラスへどうぞと誘われて、移動。

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12月とは思えない海と空。

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トンビが考え事をしておった。

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iittalaの食器が使われるのは、この展覧会の期間中だけだそうな。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/restaurant-cafe/restaurant

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「日本・フィンランド国交樹立100年記念 没後30年 カイ・フランク」は、アラビア製陶所(現在はiittalaの傘下)でデザインを担当してきたカイ・フランクの、1930年代から1980年代までの作品が展示されている。

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入り口には、オーナメント「アテネの朝」がぶら下がっている。
これ、ショップでも売っていた。

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エントランスを入ると、コレクション展「音をみる、色をきく 美術が奏でる音楽」を通り抜けて、「カイ・フランク」となる。
あわせて、来日(1956年、1958年、1963年)したカイ・フランクが撮ったモノクロの写真数十枚が展示されていて、当時の日本の様子を見せている。

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神奈川県立近代美術館葉山にて、12月25日(水)まで。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2019_kajfranck
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10月にリニューアル・オープンした鎌倉別館では、『ふたたびの「近代」』を開催中、一度行ってくるかな。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2019_modern_art_revisited

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2019年12月 8日 (日)

「アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界」→「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」→「ここから4―障害・表現・共生を考える5日間」

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日比谷公園の銀杏、綺麗に色づいている。

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松本楼は長蛇の列だったので、今日は断念。

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日比谷図書館文化館で、「アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界」、「鹿島茂コレクション」と銘打っているだけあって、コアである。

印刷された活字を見る限り、二十世紀のはじめのアール・デコでは、すでにアール・ヌーヴォー装飾の文字は使用されなくなったということか。

1. アール・デコの挿絵本を紐解く
2. グラフィック・アート黄金時代を築いた4人
2-1. ジョルジュ・バルビエ
2-2. アンドレ=エドゥアール・マルティ
2-3. シャルル・マルタン
2-4. ジョルジュ・ルパップ
3. 四天王の饗宴 ファッション・プレート

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23日(月)まで。
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/museum/exhibition/artdeco.html

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国立新美術館に向かう。
始まったばかりの、「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」である。
構成ごとに作品が展示されている壁面の色が異なっている。

Ⅰ ルネサンスから18世紀まで
 1.ドイツとネーデルランドの絵画(グレー)
 2.イタリア絵画(紅)
  聖母子
  聖書の主題
  ヴェネツィア共和国の絵画
 3.黄金時代のオランダ絵画(ベージュ)
 4.スペイン絵画—黄金時代から小屋まで(紅)
 5.ネーデルランドとイタリアの静物画(ベージュ)
 6. 17-18世紀のヨーロッパの都市と風景(青)
 7. 17-18世紀のハンガリー王室の絵画芸術(緑)
 8.彫刻(群青)
II 19世紀・20世紀初頭
 1.ビーダーマイアー(薄緑)
 2.レアリスム—風俗画と肖像画
 3.戸外制作の絵画(薄青)
 4.自然主義(薄グレー)
 5.世紀末—神話、寓意、象徴主義(紫)
 6.ポスト印象派(暗青)
 7.20世紀初頭の美術—表現主義、構成主義、アール・デコ(白)

歴史に沿って満遍なく展示してみました、ということで、ちとインパクトに欠けるかもしれぬ。
ブダペストには行きたい感は、育ててくれたけれど。

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3月16日(月)まで。
https://budapest.exhn.jp/

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展示室を移動して、「ここから4―障害・表現・共生を考える5日間」へ。

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ちょうど、手話通訳付きのギャラリートークをやっていた。
<いきる-共に>

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<ふれる-世界と>
<つながる-記憶と>

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<あつまる-みんなが>
<ひろげる-可能性を>
関連企画「アイヌ文化にふれる」

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本日終了。
https://www.kokokara-ten.jp/

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新国立の周囲も、紅葉であった。

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騒音が聞こえたので音のする方を見ると、六本木ヘリポートにヘリが駐機していた。
脇に消防車も待機していたが、訓練だったのか?
ヘリはまもなく飛び立っていった。

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ブダペスト展からのお持ち帰りのトカイワインとパテで、ばんごはん。

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2019年12月 4日 (水)

ミュシャ展 運命の女たち

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横浜、お昼少し前に崎陽軒へ。
名前を告げて待つこと約50分、やっと席に案内される。
予約時にオーダーしておいたのは、限定40食のアフタヌーンティーセット。
上段:苺とバナナのパンナコッタ、オレンジレアチーズケーキ、金時芋のタルト
中段:大豆ミート入りボロネーゼグラタン、スコーン
下段:ミックスサンドウィッチ (タマゴ・ツナ)
内容の説明も、ある。

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アフタヌーンティーセットは、1月5日まで。
早く行かないと、完売となる。
http://kiyoken-restaurant.com/arboretum_menu/arboretum_course/arboretum-set/

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そごうに向かう。

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今日は、これが目的なのである、「ミュシャ展 運命の女たち」。

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入ったすぐのところは撮影可能で、サラ・ベルナールのポスターが描かれたタペストリーが並んでいる。

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「ジスモンダ」、「椿姫」、「ロレンザッツィオ」

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「サマリアの女」、「運命の女たち」、相関図にはなっていない。

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I 幼少期 芸術のはじまり
ミュシャがミュサになる前の作品、でも、顔の表現はすでにミュシャだ。
II パリ 人生の絶頂期
お皿が三種類、「ビザンティン風の頭部:ブルネット」「ビザンティン風の頭部:ブロンド」「秋」。
挿絵の原画が良い、中でもマリア・テレジアを描いた挿絵は珍しい。
そして初めて見たのは、ホーム=デコ社のための連作装飾パネル「花」「果物」「狩り」「魚釣り」は、輪郭のあるミュシャっぽい画風ではなく、より写実的な絵画風である。

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III アメリカ 新たなる道の発見
IV 故郷への帰還と祖国に捧げた作品群
「スラヴ叙事詩」を製作中のミュシャの写真がある。
1枚は、キャンバスの上下(たぶん左右も)を紐で引っ張っている様子が見える。
後ろにいたがあるようには見えない。
もう一枚の写真は、額っぽい枠が見える。
「スラヴ叙事詩」は来日したときに言っているが、制作の様子が見えたのは、興味深かった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-d2f1.html
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-6542.html

「スラヴィア保険会社」のポスター、プラハの聖ヴィート大聖堂にあるミュシャのステンドグラスは、資金提供者のBANKA SLAVIE(スラヴィア銀行)の名称がついていた。
もうひとつ、保険会社提供のステンドグラスもあったっけ。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-d51ae9.html

この展覧会は、「ミュシャ生家の近くに住むチマル博士の3代にわたるコレクション」(チラシによる)だそうだが、よく見るポスターや装飾パネルだけではなく、素描や写真など、はじめてみる作品が多かったのが見どころだ。

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12月15日(水)まで。
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/19/mucha/

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と言うことで、図録はお持ち帰り。
そして、ゴンチャロフのチョコレートも。

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2019年11月 4日 (月)

「建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」と「Last Night of the Proms」@Bunkamura

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午後、Bunkamuraへ。

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建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展

リヒテンシュタイン侯爵家が収集した美術品の展覧会ということでは、まとまっての展示はウィーンのリヒテンシュタイン美術館(夏の離宮)に行ったことがあって、豪華な馬車が展示されていたのは覚えている。
2004年3月のオープンだが、現在は公開していないはず。
その後、都市宮殿が公開されたという話を聞いた記憶があるのだが、今はどうなっているのだろうか。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/elisabethsisi-m.html

第1章 リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活
第2章 宗教画
第3章 神話画・歴史画
第4章 磁器―西洋と東洋の出会い
第5章 ウィーンの磁器工房
第6章 風景画
第7章 花の静物画

数年前に「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」が開催されたが、このときの展示の方がインパクトがあったような気がする。

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「第7章 花の静物画」は、撮影可能である。
ここに、侯爵家の居城の写真が展示されていた。

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ウィーンにある侯爵家の「夏の離宮」(サマー・パレス)、夏の離宮の内部

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ウィーンにある侯爵家の「都市宮殿」(シティ・パレス)、都市宮殿の内部

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リヒテンシュタインの首都ファドーツにある侯爵家の城、ウィーンの南西にあり家名の元となったリヒテンシュタイン城
ここは、初めてウィーンに行ったときに、車でそばを走った。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2004/12/stifi-heilligen.html

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ウィーン窯・帝国時期製作所 金地花文ティーセット

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イシェル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の遠望(ポストカード)

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Bunkamura ザ・ミュージアムにて、12月23日(月)まで。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_liechtenstein/

その後、各地を巡廻予定。
https://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=627

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ロビーラウンジに「建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」とのコラボめしがあったので、いただいてみる。
https://www.bunkamura.co.jp/lounge/topics/2801.html

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Last Night of the Proms

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オーチャード・ホールにて。
もれなくユニオンジャック手ぬぐいをもらえる。
日本で初めてのProms、どんなコンサートになるのだろうか、期待感が出てくる。

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司会は、葉加瀬太郎氏と久保田直子さん(テレビ朝日)、テレビカメラが入り、12月29日午前11時から放映されるということで、そのための司会進行だったので、ちょっと余計か。

曲目は次のとおり。
キャンディード序曲/レナード・バーンスタイン
スカラムーシュ/ダリウス・ミヨー/ジェス・ギラムのアルトサックス
4つのスコットランド舞曲より第3楽章/マルコム・アーノルド
私が町を歩けば(ラ・ボエームより)/ジャコモ・プッチーニ/森麻季
夕べの讃美歌/ヘンリー・パーセル/森麻季
(森麻季にインタビュー)
カルメン幻想曲/フランツ・ワックスマン/ヴァディム・レーピンのヴァイオリン
(20分休憩)
Another Sky/葉加瀬太郎
情熱大陸/葉加瀬太郎
スイス軍隊の行進(ウィリアム・テル序曲より)/ジョアキーノ・ロッシーニ
ツィガーヌ/モーリス・ラヴェル/ヴァディム・レーピンのヴァイオリン
(レーピンにインタビュー)
私のお父さん(ジャンニ・スキッキより)/ジャコモ・プッチーニ/森麻季
赤とんぼ/山田耕筰/森麻季
ネッラ・ファンタジア/エンニオ・モリコーネ/森麻季
アン・オークニー・ウェディング・ウィズ・サンライズ/ピーター・マックスウェル・デイヴィス/グリーン系のタータンチェックのキルト姿でバグパイプ
ヘイ・ジュード/ビートルズ(このあたりから歌うのOK)
威風堂々第1番/エドワード・エルガー(短いぞ、合唱団もいないので歌声響くというわけにはいかない)
蛍の光(オールド・ラング・サインではない)

管弦楽/BBCスコティッシュ交響楽団
指揮/トーマス・ダウスゴー

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「ヘイ・ジュード」、「威風堂々」と「蛍の光」は客席も歌うのだが、鳴り物はダメ、立っちゃダメなLast Nightで、会場はロイヤル・アルバート・ホールではないし、日本で初めて、ということでは、冒険はできなかったのだろう。
でも、「威風堂々」々あたりから立つのは許されていいのではなかろうか。
“God Save the Queen”はともかく、” Jerusalem”、“Rule, Britannia!”も、やってほしい。
バグパイプが登場したのは良かったが、演奏が短いし、そのあと出てきても手ぶらだし。

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と、文句は言いつつも、コンサートそのものは、残念な一件を除いて、楽しむことができた。

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BBC Proms JAPAN 2019
https://www.bbcproms.jp/mainstage/prom6.html
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ちょっと物足りなかった分、むかしロンドンで買ってきた2000年のPromsのDVD、威風堂々から視聴。
Pomp and Circumstance March No 1 in D major, 'Land of Hope and Glory'
Fantasia on British Sea-Songs
Rule, Britannia!
Jerusalem
The National Anthem

残念な一件
隣席のいい年の婦人、前のめりになるし、あげくの果てに、前席の背もたれをつかんでの前のめり、そして体を動かした拍子にチラシ類を床に落っことす。
幕間に、「悪いんですが、前のめりはまずいですよ」とご注意申し上げたら、「あんたとは話したくない」ですと。
そして「どんな姿勢で見ようと、私の自由だ、気分を害した、あんたのせいだ」だって。
いやいや、その前の、あなたが周囲に気分を害させたことを言っているんでしょうに。
スタッフからも注意のために話しかけてもらったが、当のご婦人ってば、聞く耳持たず。
これまで、いろんなところで自分本位に周囲に迷惑をかけての鑑賞を繰り返してきたのでしょうかね。
なお、スタッフさんからは座席交換が提案されたのですが、ご婦人は「移るのはこの人だ」と、提案を拒否したのでした。
「蛍の光」で、恒例の隣席と手を交差させて繋ぐとき、その用意はしましたが、ご婦人は繋ぐことはありませんでした。

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2019年11月 2日 (土)

六本木で展覧会みっつ「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」「司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代」「音楽のある展覧会」

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サントリー芸術財団50周年 黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶 しびれるぜ桃山
まず、サントリー美術館へ。

第一章 美濃における茶陶創造
 姿を借りる
 描く
 歪む
 型から生まれる
 異国情緒
 掌中の美
第二章 昭和の美濃焼復興
 1.荒川豊蔵と加藤唐九郎―美濃焼の美に挑んだ陶芸家
 荒川豊蔵
 加藤唐九郎
 2.近代数寄者と美濃焼―選ばれ、伝えられた名品

出品リスト
https://www.suntory.com/sma/exhibition/visual/2019_4/list.pdf?_ga=2.142595506.1018197909.1572760287-1329755978.1571233600

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11月10日(日)まで。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_4/

サントリー美術館は、この展覧会が終わったあと、半年間休館。
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/sma0045.pdf

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小林修写真展 司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代
フジフイルム・スクエアへ移動。

こんな写真を撮ってみたいなと思わせるものはあるが、なかなか難しい。

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11月20日(水)まで。
http://fujifilmsquare.jp/detail/1911010123.html

写真集「司馬遼太郎「街道をゆく」の視点」が出ている。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21465

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蕎麦六本でお昼、松茸と海老の天ぷら。
https://www.facebook.com/sobaroppon

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音楽のある展覧会
地下鉄をひと駅乗り、神谷町からホテルオークラ東京別館アスコットホールに向かう。

ギャラリートーク「皇城に贈られた初めてのグランドピアノ」
ちょうど、ウィーン楽友協会アルヒーフ室長オットー・ビーバ博士のトークの時間に間に合った。
オーストリア・ハンガリー帝国東アジア遠征隊が日本に来たとき、1年の航海で運ばれたピアノが、明治天皇の前(天皇自身は直接見えず御簾の向こうにいたようだ)で演奏されたときのお話だった。
ということは、ヴィルヘルム・ブルガーがミヒャエル・モーザーを連れて日本に来た時だ。
質問タイムで、そのことを確認してみたかったが、やめておいた。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-0691.html

ウィーン楽友協会アルヒーフ展「19世紀末ウィーンとニッポン」
当然だろうが、撮影はできない。
いくつかのコーナーに分かれて展示されている。
○19世紀後半 皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世と皇后エリザベートのいた時代
1864年のフランツ・ヨーゼフの肖像(リトグラフ)と、1865年頃のエリーザベトの肖像(リトグラフ)があった。
これまで見たことはないと思う。
1873年のウィーンの鳥瞰図(チラシ画像参照)、1866年のウィーンの市街図が興味深い。
○日本とオーストリアの外交150年
○ウィーン楽友協会の150年
○ウィーン国立歌劇場の150年
完成まもない1872年の歌劇場のリトグラフ、リンクシュトラッセも描かれているが、まだ鉄道馬車は走っていないようだ。
○画家、エルヴィン・ドミニク・オオゼン
○オーストリアと日本の友好関係初期のウィーンの音楽
○アントン・ブルックナー
○フランツ・リスト リヒャルト・ワーグナー
○フーゴー・ヴォルフ グスタフ・マーラー
○ヨハン・シュトラウスⅡ世 ヨーゼフ・シュトラウス エドゥアルト・シュトラウス
○リヒャルト・シュトラウス
○オーストリアの版画家に見られる日本の影響
○150年前のウィーンにおける公的・私的音楽生活
○日本とオーストリアの関係

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会場の奥に、グランドピアノが置かれていて、これは撮影可である。
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蓋の裏側に「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(Adele Bloch-Bauer I)が描かれている。

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ピアノの足には、クリムトのサイン。

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よくわからないが、鍵盤の左側にプレートがついている。
シリアルナンバーが刻まれたプレートである。

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このピアノは、ベーゼンドルファーのクリムトモデル"Woman in Gold"、限定25台で、18.000.000円だそうです。
https://www.boesendorfer.com/ja/events-1/japan-austria-suntoryhall-concert-2019

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特別写真展「素顔のウィーン・フィル」 my dear friends
隣の部屋では、「特別写真展「素顔のウィーン・フィル」 my dear friends」が開かれている。
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撮影は、市川勝弘氏。

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この部屋の写真は、撮影自由。

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部屋を、ぐるっと一回り撮っておいた。

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楽器で遊ぶ、ウィーン・フィルの皆さんの姿。

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あれ、見覚えのあるお顔が見えるではないか。

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おおお、「Elisabeth」でソロで演奏したコルネットおじさんでありました。
ニューイヤ・コンサートでも、お姿を見ます。

「19世紀後半 皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世と皇后エリザベートのいた時代」のフランツ・ヨーゼフの肖像とエリーザベトの肖像を、チラシと展示品リストから。

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オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフI世
リトグラフ ヨーゼフ・クリーフーバー 1864年

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オーストリア皇妃エリーザベト
リトグラフ 作者不詳 1865年頃

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マンナーさんトートバッグを持って行ったのだが、誰も気づいてくれなかった。

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11月17日(日)まで。
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/wphweek2019/exhibision/
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アルヒーフ、一般人が行ってもいいのかしら。
http://www.a-wgm.at/

オットー・ビーバ博士のインタビュー記事。
https://ontomo-mag.com/article/interview/wphweek2019-exhibision/

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2019年10月29日 (火)

秋の奈良京都 2ー3 観音堂

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雨は上がり、傘を使わずに歩くことができる。
中門(ちゅうもん・重要文化財)を抜ける。

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中門の右側には「東方天」(多聞天)、左側には「西方天」(持国天)が睨んでいる。

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背の低い御室桜、桜の季節ともなると大勢の人が来るのだろう。

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左に折れて、観音堂(重要文化財)に向かう。
観音堂は2013年から修復工事が始まり、今年終了、5月15日から特別公開が行われている。

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坊さま(修行中か?)による説明を聞いて、須弥壇に並んでいる本尊の「千手観音菩薩立像」や、脇侍の「降三世明王立像」、「不動明王立像」、その周りの「二十八部衆」、「風神立像」、「雷神立像」の33体のお姿を見る。
須弥壇下の「風神像」は指の数が4本で東西南北を表し、「雷神像」は3本で過去現在未来を表していて、良い風神雷神である印だそうだ。
須弥壇の背後や壁面、柱などに壁画が描かれているが、壁画上部に描かれている「白衣観音」は32体、これに須弥壇の中央に描かれた「白衣観音」と合わせて33体である。
また、壁画の下部には、現身が描かれている。
風神雷神も描かれていて、これには指が5本描かれ、悪い風神雷神なのである。

観音堂内部は撮影禁止であるが、昨年開催された「仁和寺と御室派のみほとけ ―天平と真言密教の名宝―」では、これらのお像は魂を抜いて運ばれてきており、壁画は407億画素での再現なので、撮影できた。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/40-e319.html

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堂内の「千手観音菩薩像」から五色の紐が観音堂の外に伸びて、観音堂の前に立つ二本の角塔婆に結ばれている。

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この紐を手にして願う、願うだけではなく願いを叶えるために何をするのかを祈るとよいのだそうだ。
角塔婆の下には、梵語のお願いの言葉が書かれていた。

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御室仁和寺、落慶記念観音堂公開。
http://www.ninnaji.jp/news/kannon-do-hall/

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観音堂の内部は撮影禁止だが、ポストカードで様子はわかる。
そして、観音堂の解説本「三十三体のみほとけと幻の観音堂障壁画」を購入した。

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金堂(国宝)にも行ってみる。
金堂は、慶長年間に造営された御所の内裏紫宸殿を、1624年から43年に移築したものである。

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金堂から中門を見る。

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五重塔(重要文化財)は、1644年の建立。
梵字は、大日如来を表しているそうだ。

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仁和寺は888年の開創で、皇族が門跡を務めてきたが、1468年に応仁の乱で焼かれてしまう。
1634年に徳川幕府に再建を願いこれが許されて、1646年に徳川の支援により再建が成ったという歴史がある。

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キノコが生えていた。

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御室御所のかつての門跡寺院の真言宗御室派総本山仁和寺、旧御所の紫宸殿を移築した金堂、そして特別公開されている観音堂、御殿など、気がついたら2時間経過していた。

仁和寺
http://www.ninnaji.jp/

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秋の奈良京都 2ー2 御殿

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まず、御殿へ。
さすがに勅使門からは入れないので、本坊表門から入る。

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白書院。
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宸殿には、見事な部屋が並んでいる。

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隣の部屋との間は、見事な欄間である。

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襖絵は全て原在泉の作。

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一番奥の部屋は、折り上げ格天井である。

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宸殿は1887年に消失し、現在の宸殿は1914年に竣工した。
23日、24日には、宸殿が第32期竜王戦七番勝負第2局の会場となった。

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奥の黒書院まで来ると、霊明殿が見えてくる。

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廊下の屋根は檜皮葺きで、一部周囲と色が異なっているのは、葺き替えられたのだろう。

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霊明殿は1911年に建立され、「薬師如来坐像」が安置されている。

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霊明殿から北庭が見えている。

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霊明殿のまわりも、季節ごとに表情を変えるお庭のようだ。

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黒書院に戻ってくる。

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黒書院から白書院に戻る途中の、小さな庭。
御殿では、尾中康宏現代アート展「1000枚の千手観音」も、開催されていた。
http://www.ninnaji.jp/news/onaka-yasuhiro-modern-art-exhibition/

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白書院から南庭を挟んで、勅使門が見える。

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南庭の北側の宸殿は、現在檜皮葺き替え工事が行われていて、周囲は足場が組まれている。
雨でなければ、板の上を歩いて白書院を振り返ることができた。

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