« John Williams - Live in Vienna/ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン | トップページ | リニューアル・オープン記念展 Ⅲ 美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語 »

2021年2月 6日 (土)

井上ひさし全芝居 その七

201224_1
「東京裁判三部作」の「夢の裂け目」「夢の泪」「夢の痂」が収録されているほか、「円生と志ん生」「箱根強羅ホテル」、最後の作品となった「組曲虐殺」と、21世紀になってからの作品が収録されている。
遅筆堂の、さまざまの社会的な役割を担い発言してきたこととの重なり、あるいは作品への投射を考える。

このなかでじっさいに舞台を観たのは、「組曲虐殺」だけだ。
「組曲虐殺」は、2012年と2019年の2度、観た。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-e16a.html
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-8aeacc.html
2020年にせたぶんで開催された「井上ひさし展-希望へ橋渡しする人」でも、「組曲虐殺」の大きなスペースがあった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c9dbd2.html

「夢の裂け目」「夢の泪」の再演で、土居裕子さんが出ていたのか。
土居さんの遅筆堂は、「マンザナ、わが町」を二度観た。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-6e1f.html
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-0622.html

「夢の泪」での「日本人のことは、日本人が考えて、始末をつける」(P.145)ことにならなかった「戦争責任」や。「なぜ」と問うこともなかった思考や行動は、いまだにこの国を覆っていることが、コロナ禍や五輪をめぐる動きからも見えてくる。
そして、「ムサシ」の「恨みの鎖を断つ」(P.608)は、日本国憲法の役割を思う。

東京裁判三部作、箱根強羅ホテルは、舞台を観たい。

夢の裂け目
夢の泪
夢の痂
水の手紙――群読のために――
円生と志ん生
箱根強羅ホテル
私はだれでしょう
ロマンス
少年口伝隊一九四五
ムサシ
組曲虐殺
初演記録
解説 扇田昭彦
劇中歌リスト

井上ひさし/著
新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/302332/

|

« John Williams - Live in Vienna/ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン | トップページ | リニューアル・オープン記念展 Ⅲ 美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« John Williams - Live in Vienna/ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン | トップページ | リニューアル・オープン記念展 Ⅲ 美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語 »