三浦半島でお泊まり 6 建長寺
国重要文化財の仏殿、もとは増上寺の徳川秀忠夫人崇源院の霊屋で、建て替えに際して1647年に建長寺に移築された。
格天井に描かれた天井画の色は落ちているが、建てられた当時は色鮮やかだったのだろう。
仏殿には、本尊地蔵菩薩坐像が安置されている。
国重要文化財の法堂は1825年の竣工と、比較的新しい。
天井には雲龍図が描かれているが、小泉淳作氏の2000年の作。
本尊千手観音坐像を安置している。
そしてレプリカであるが、ラホール中央博物館所蔵の釈迦苦行像が置かれている。
境内では紅葉は見当たらないので、半僧坊にあがってみることにした。
半僧坊の真下には、天狗と烏天狗が並んでいる。
岩に天狗の団扇が刻まれている。
半僧坊からの眺望、富士山が見えるはずだが、雲の中らしい。
「富士見台」から相模湾、かすかに光っている。
国重要文化財の唐門、増上寺の徳川秀忠夫人崇源院の霊屋の門だった。
この奥にある方丈(竜王殿)で2012年に行われた「東日本大震災 追悼・復興祈願祭 ~3・11 建長寺 1年目の祈り~」に行ったのだが、建長寺はこのときが最後だった。
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