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2020年5月20日 (水)

ベトナム凛と 大石芳野写真集

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本書は20年前の刊行で、最初は図書館で読んだのだと思う。
去年、同じ著者の「戦禍の記憶 大石芳野写真集」を読んだのだが、原点である本書は、どうしても、所持しておきたかった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5123ad.html

本書に収録荒れている写真は、1980年代からミレニアムまで、必ずしも年代順では無いが、その約20年のベトナムの変化もわかる。
それから現代までの20年間は、より速度の速い変化があったのだろう。
ベトナムに行って、ハノイ→フエ→ホーチミンと縦断したのは、20世紀が終わりになろうとする頃で、ベトナム解放25周年の直前だった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/vietnam-report.html
82年のクアンチ省の写真(P.133)に破壊された米軍戦車が写っている。
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省都のドンハに行ったが、道端に打ち捨てられた戦車の残骸は、まだあった。
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そして、82年のヒエルオン橋の写真(P.134)があるが、新しい橋はまだ架けられていない。
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クチ(P.139)。
当時のサイゴンの北西約70km、ここにNFLがトンネルを掘り米軍の爆撃に耐えながらゲリラ戦を展開していた。
フエの王宮(本書ではP.248~、89年代~90年代)では、おそらく枯葉剤を原因としたのだろうと思える障害者もいて、王宮に来る観光客相手の写真屋さんをやっていた。
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フエの王宮は、弾痕がたくさん残っていた。
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ティエン・ム寺(P.253、P.255)も行った。

序景
輝く瞳 子どもたち
都市の暮らし
豊かな食菜
実り多い田園の暮らし
戦争の傷跡
‘80年代の初めごろ
枯れ葉剤ダイオキシンの被害
明日に向かって
祈り
新しい潮流
ベトナムと大石芳野さん 日野啓三(作家)
わが内なるベトナム 大石芳野
ベトナム年表・地図

講談社
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