滋賀は鴨鍋 4 鴨鍋
京都駅のカフェでひとやすみしたあとで、湖西線に乗車する。
3番線に、緑一色の117系電車が入線してきた。
国鉄的デザインの顔ではあるが、色は東急の青大将を彷彿とさせる。
1642京都駅発、山科から湖西線に入り、大津市街を抜けると窓の外に琵琶湖が見えてくる。
これから、鴨鍋である。
合いがもではなく真鴨、琵琶湖は真鴨は禁猟なので、新潟から来た真鴨なのである。
プレートにはミンチ、肝、ササミ少々、鴨肉、そして見えないが鴨肉の下に脂身。
ミンチは首の軟骨が入っていて、さんしょをふりかけ、卵の黄身ででこねこねしておく。
まず、だし汁の入った土鍋に、ミンチを団子にして放り込み、鴨の脂身の部分(鴨肉の下に敷かれている)を放り込んで、待つ。
アクは取る。
頃合いを見て豆腐やキノコ、大根、ごぼうを入れ、待つ。
これでよしと思ったら、白菜、せり、ネギを入れ、いい頃になったら食すのである。
お肉がなくなったの頃に、肝を入れる。
あとの仕上げはうどんやごはんではなく、山形のそば、鴨南蛮である。
ああ、美味しかった。
10時少し前に辞去、駅まで降りてくると、琵琶湖には月の道ができていた。
京都行きの電車内は、ガラガラである。
途中駅で少し乗ってきたが、ほとんど山科で降りていった。
止まるのは、ここのところ使っているおけいはん、到着時刻は、知人宅から電話しておいた。
いつもの13階であるが、初めて西側の部屋である。
西側は隣のアバンティが視界を遮っているのだが、この部屋は端っこの広めの部屋で、駅ビューだった。
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