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2020年2月11日 (火)

滋賀は鴨鍋 3 妙心寺(2)

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法堂を出て、大庫裏に向かう。
そばの蔵の金具が面白い形だ。

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大庫裏には守り神「韋駄天堂」もある。

中に入ると土間で、左手に竃の焚口が並んでいる。
煙は、天井から屋根に抜けるようになっている。
竃の背後の壁が波打っているが、竃からの暖かい空気が流れを作り、壁に湿気が溜まって水滴とならないような工夫だそうだ。
床は外に向かってゆるく斜めになり、板と板の間に隙間がある。
お釜を洗った後の水を、そのまま流すことができるようしにしてある。
また、井戸は外にあるが、汲んだ水は井戸から庫裏の中にある石の水槽まで樋を使って流したようで、井戸と水槽の間に樋を置く石柱が何本か立っている。
北側には小庫裏、そして火の番をする部屋がある。

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大庫裏のそばに鐘楼がある。
ここにあった国宝「黄鐘調鐘」は法堂に置かれているので、現在は別の鐘が吊られている。
大庫裏で、ガイドさんの案内はおしまい。
法堂(奥)の南側には、仏殿(1827建立、重要文化財)が建っている。

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浴室に向かおうとしたら、前を偉そうなお坊さまがゆったりと歩いていて、付き従っている坊さんが手にしているのは、お坊さま用の靴。
正倉院展で見た、聖武天皇の靴に似ている。

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特別公開は、浴室(1656年建立、重要文化財)の明智風呂である。

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明智光秀が入ったわけではないのだが、元々は1587年に太嶺院の密宗により光秀の菩提を弔うために創建したことで、この名がある。
風呂といってもお湯に浸かるのではなく、お湯の湯気にあたるいわばサウナである。

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一番下の扉から中に入り、板敷きの上に座っているのだろう。
中断の扉は、風通しのためらしい。
明智風呂の左奥に湯を沸かす釜があるのだが、団体さんと一緒で混雑していたので、そこまでは見なかった。

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床が心持ち斜めになっているのは、水がたまらないようにしているのだろう。

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三門(1599年建立、重要文化財)は朱塗りである。
上層の天井にも龍が描かれているのだが、公開されていない。

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三門の南側には、放生池。
こうした配置は、相国寺を思い出す。

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南総門(1610年建立、重要文化財)から妙心寺を出る。

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横に、勅使門(1610年建立、重要文化財)がある。

淡交社の「古寺巡礼」シリーズの「妙心寺」には、長田弘さんが「妙心寺松籟」という巻頭エッセイを書いている。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-fba3.html

妙心寺
https://www.myoshinji.or.jp/

花園駅まで歩いて10分ほど、山陰線、いまは嵯峨野線と呼ばれているようだが、高架になる(京都駅~二条駅間高架化は1976年、二条駅~花園駅間高架化は1996年、複線化は2000年)はるか前の1971年に、円町駅あたりに来たことがある。
当時は単線未電化だった。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/age20.html

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