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2020年1月17日 (金)

ミニ国家 リヒテンシュタイン侯国

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Bunkamuraで開催された展覧会「建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」に行った時に購入した。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-d00011.html

リヒテンシュタイン侯国そのものには行ったことはないが、関係するところには、行ったりそばを通ったりしたことはある。
ウィーンの南西にあり家名の元となったリヒテンシュタイン城には、初めてウィーンに行ったときに、車でそばを走った。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2004/12/stifi-heilligen.html
またウィーンにあるリヒテンシュタイン侯の夏の離宮が「リヒテンシュタイン美術館」として公開されていた時期があり、そこにも行っていて、本書にも出てくる黄金の馬車は見た。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/elisabethsisi-m.html
以前スイスに行ったときに、チューリヒからバスでサン・モリッツへ向かったのだが、あの山の向こうはリヒテンシュタインだなと考えていた。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/swiss-2017-cef2.html

リヒテンシュタインといえば「切手」であるが、すでに小学生の頃にかじった切手趣味のなかでは、リヒテンシュタインという国の存在は知っていたはず。
本書は、「日本リヒテンシュタイン協会」を設立した植田健嗣氏(現在同会の名誉会長)による取材によって書かれている。
その意味では、著者の思い入れの強い著作となっているのだが、この国の全体を見るうえでは、さまざまな分野にわたるエピソードが散りばめられていて、興味深い。
一度は行ってみたい。

初版は1999年、文中では、「国と国が接する国境には検問所があり」(P.16、ただし「EU(ヨーロッパ連合)内では、廃止されつつある。」との注がある。)、「通貨もオーストリア・シリングではなく、ドイツ・マルクが使われ」(P.17、オーストリアは1999年にユーロが法定通貨となり2002年から流通、オーストリア・シリングは同年2月28日までに回収され、ドイツも1999年にユーロが法定通貨となり2002年から流通、ドイツ・マルクは回収された。)となっている。
本書は2015年の第4刷で、その後の変化については別刷りが挟められていて、リヒテンシュタインもシェンゲン協定に加わって国境のチェックがなくなっていること、オーストリア・シリングとドイツ・マルクはユーロとなったことなどが捕捉されている。

日本リヒテンシュタイン協会の公式サイト
https://ljg.li/

まえがき
第一章 侯国との出会い
第二章 歴史
第三章 農業国から工業国へ
第四章 侯家の存在
第五章 立憲君主国の実態
第六章 アルプスのハイテク・ランド
第七章 知らざれる小国の素顔
第八章 転換期のミニ・ストップ観光
第九章 小国の未来
第十章 体験的国際交流論
あとがき
主要参考文献

植田健嗣/著
郁文堂
https://www.ikubundo.com/book/9784261072310/

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