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2019年10月29日 (火)

秋の奈良京都 2ー3 観音堂

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雨は上がり、傘を使わずに歩くことができる。
中門(ちゅうもん・重要文化財)を抜ける。

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中門の右側には「東方天」(多聞天)、左側には「西方天」(持国天)が睨んでいる。

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背の低い御室桜、桜の季節ともなると大勢の人が来るのだろう。

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左に折れて、観音堂(重要文化財)に向かう。
観音堂は2013年から修復工事が始まり、今年終了、5月15日から特別公開が行われている。

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坊さま(修行中か?)による説明を聞いて、須弥壇に並んでいる本尊の「千手観音菩薩立像」や、脇侍の「降三世明王立像」、「不動明王立像」、その周りの「二十八部衆」、「風神立像」、「雷神立像」の33体のお姿を見る。
須弥壇下の「風神像」は指の数が4本で東西南北を表し、「雷神像」は3本で過去現在未来を表していて、良い風神雷神である印だそうだ。
須弥壇の背後や壁面、柱などに壁画が描かれているが、壁画上部に描かれている「白衣観音」は32体、これに須弥壇の中央に描かれた「白衣観音」と合わせて33体である。
また、壁画の下部には、現身が描かれている。
風神雷神も描かれていて、これには指が5本描かれ、悪い風神雷神なのである。

観音堂内部は撮影禁止であるが、昨年開催された「仁和寺と御室派のみほとけ ―天平と真言密教の名宝―」では、これらのお像は魂を抜いて運ばれてきており、壁画は407億画素での再現なので、撮影できた。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/40-e319.html

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堂内の「千手観音菩薩像」から五色の紐が観音堂の外に伸びて、観音堂の前に立つ二本の角塔婆に結ばれている。

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この紐を手にして願う、願うだけではなく願いを叶えるために何をするのかを祈るとよいのだそうだ。
角塔婆の下には、梵語のお願いの言葉が書かれていた。

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御室仁和寺、落慶記念観音堂公開。
http://www.ninnaji.jp/news/kannon-do-hall/

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観音堂の内部は撮影禁止だが、ポストカードで様子はわかる。
そして、観音堂の解説本「三十三体のみほとけと幻の観音堂障壁画」を購入した。

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金堂(国宝)にも行ってみる。
金堂は、慶長年間に造営された御所の内裏紫宸殿を、1624年から43年に移築したものである。

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金堂から中門を見る。

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五重塔(重要文化財)は、1644年の建立。
梵字は、大日如来を表しているそうだ。

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仁和寺は888年の開創で、皇族が門跡を務めてきたが、1468年に応仁の乱で焼かれてしまう。
1634年に徳川幕府に再建を願いこれが許されて、1646年に徳川の支援により再建が成ったという歴史がある。

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キノコが生えていた。

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御室御所のかつての門跡寺院の真言宗御室派総本山仁和寺、旧御所の紫宸殿を移築した金堂、そして特別公開されている観音堂、御殿など、気がついたら2時間経過していた。

仁和寺
http://www.ninnaji.jp/

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