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2019年10月 2日 (水)

猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿

190917_111  190917_112
本書は1957年11月に世に出たのだが、その頃にはむろん読んでいない。
いつ読んだのだろうか、とんと記憶にはないのだが、たぶん実家の本棚にあったのだろう。
とういことで、数十年ぶりに読むことになったのだが、あれれ、こんなストーリーだったっけと、タイトルは記憶に残っていても内容は失念していたことに気づかされた。
その後の多くの推理小説、探偵小説、ミステリのたぐいに、記憶は縮小してしまったようだ。

箱崎医院の建物の間取り図や、敷地の見取り図がある。
むかしの推理小説には、こうした図面が多かったように思う。
また、P.98~99にかけて「その坂まではアスファルトの広い道路がのびていた」という記述があるが、わざわざ「アスファルト」と書くということは、舗装されていない土のままの道が多かった、ということを表しているとも言えるだろう。
さすがに1950年代の記憶はないが、小学校時代のことを思い返しても、家の前の道は雨になるとぬかるむ道であった。
道の端にはドブがあり、落っこちる者もいた。
そして、近所のお屋敷には防空壕の廃墟があり、その廃墟の穴がお屋敷の前の道からも見ることができた。

世田文で開催されていた「仁木悦子の肖像」に行って、「林の中の家」のプロットが展示されていたが、この「猫は知っていた」も同じようなプロットを描いて構想したのだろうか。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-9146f8.html

仁木悦子/著
ポプラ社
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111077.html

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