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2019年9月12日 (木)

三題噺

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ずっと以前に本棚に置いておいたのだが、そのままになっていた。
春にプラハに行ったことでもあり、読んでみようと手に取る。

解説によれば、本書は「フランス文学研究」から「日本文学史研究」への転換点に位置する作品だという。
評論の世界ではよくお目にかかることはあっっても、小説の世界の加藤周一氏はほとんど知らなかった。
それぞれの文体の妙は、文章となる前の加藤周一氏の頭のなかから生まれてきたものだとしたら、そこにはいったいどれだけの蓄積があるのだろうか。
「日常」「官能」「知」を、三人の人物を描く短い文章に込めた加藤周一氏の意図が伝わってきたかといえば、題材とした人物のことを知らないので、難解としか言いようがない。
「付」の湯川秀樹氏との対談は、60年代を彷彿とさせて興味深かった。

詩仙堂志
狂雲森春雨
仲基後語
あとがき

 二人一休
 言に人あり―湯川秀樹氏と
解説 鷲巣力

加藤周一/著
筑摩書房
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480426710/

 

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