Praha und Wien 23 レオポルトシュベルク


帰りは400番バスでHeiligenstadtへ向かう。
車内アナウンスなし、次の停留所表示は3つ先ぐらいまでを表示しているが、出発後、終点のHeiligenstadtまで表示は変化せず。
労働者の日なのに仕事をしなきゃならないので、ご不満だったからか?。
以前も、メーデーに不機嫌な市電の運転手がいたっけ。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/06/03/501_202.jpg
それにしても、地理不案内な人にはわからないだろうに、いいんだろうか。
クロスターノイブルク修道院へは、「Klosterneuburg Stiftsgarten」バス停からだと近そうだ。



Heiligenstadt駅前に、全長1.2kmに及ぶカール・マルクス・ホーフがある。
折しも、まもなくの5月4日は「赤いウィーン」から100周年の日。
第一次世界大戦後の1919年5月4日、女性に参政権が付与されて最初のウィーン市議会選挙で社会民主党が勝利し、1934年まで社会民主党市政が続き、多くの改革が行われた。
そのひとつがゲマインデバウと呼ばれる、洗濯室、学校、幼稚園、映画館や結婚相談所などが併設された、一般向けの安い家賃の公共住宅で、この住宅にウィーンの人口の10%が住み、カール・マルクス・ホーフがその好例である。



Heiligenstadtから38Aバスで、Kahlenbergの先のLeopoldsbergに行く。
ウィーンには15年にわたって10回以上来ているのだが、カーレンベルクの丘に上がるのは、なぜか初めてで、やっとウィーンの街を見下ろすことができたのである。



ドナウ川、ドナウ運河、UNO City、ドナウタワー、プラターなどはすぐわかるが、シュテファンなどまでは、もっと望遠で見なきゃわからない。
足元のワイン畑の中には、ホイリゲがあるようだ。
こういうところのホイリゲに行ってみたいものだが、公共交通手段はないのだろうなあ。


市壁撤去前のウィーンの姿のレリーフがあった。
オリジナルの画像を拡大すると、アウガルテンの旧高射砲塔、プラターの観覧車、百水さんの清掃工場の煙突、そしてシュテファンは、かろうじて確認できる。
レオポルトシュベルク教会は、非公開のようだ。
むかし、ヌスドルフからカーレンベルクまで鉄道が走っていたのだが、第一次世界大戦後に廃止され、撤去されてしまった。
また、ここLeopoldsbergへは、ドナウヴァルテからケーブルカーも設置されていた。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/unvergessene-ka.html
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