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2019年4月28日 (日)

Praha und Wien 8 ロレッタ教会

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ストラホフ修道院からプラハ城はゆるゆると下り坂である。
そして、ビュー・ポイントがある。
下に見える木々は果樹で、市民が勝手にもいでもいいそうだ。
意外に起伏に富んだプラハであるが、ブルダヴァ川の段丘なのだろうか。

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少し歩くとチェルニン宮殿、いまはチェコの外務省である。
遠くにEU旗、そしてチェコ国旗が掲揚されている。
第二次世界大戦後、初代大統領マサリクの息子のヤン・マサリクが外務大臣となったが、1948年2月に共産党が主導する政権が誕生後、同年3月10日にこの宮殿の窓から転落して死亡しているのが発見されている。

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道端には、昨夏のドイツでさんざん見たトラビが、ここにもおった。
シュコダを差し置いて・・・・
そしてそこは、ロレッタ教会の入り口前である。
チケットを購入、ひとり150コルナ、撮影料100コルナ。

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ロレッタ教会に入ると、中庭をめぐる回廊となっている。
バロックな壁面のロレッタ教会は、1626年の創建である。
カトリック教会が、聖母マリア崇拝を利用して反宗教改革をすすめるために建てた教会のうちの一つで、ルネサンスの均衡のある美術ではない、宗教改革を経たカトリック教会の対抗改革(反宗教改革運動)や絶対王政を背景としたバロック様式である。

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中庭のサンタ・カーサ(聖なる家)に入ってみる。
黒い聖母像である。

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そしてお御堂の内部もバロック、バロック、バロック。
キリスト教迫害で歯を抜かれる拷問で殉教した、聖アポロニアの大きな絵が飾られている。
その後、アポロニアは歯の守護聖人とされ、天使がペンチを持っていたりする。
他にも、父親に異教徒との強制された結婚を逃れたくて神様にお祈りしたら、髭が生えてきて相手から結婚を断られ、怒った父親に磔にされてしまったスタロスタの磔刑像なんてものもある。
天井もバロック、バロックで、理性に訴える調和や均衡のルネサンス様式とは対極を成し、感性に訴えていることがわかる。
ほかにも、父親に強制されて異教徒に嫁ぐことを拒否して髭面となって破談となったスタロスタの磔刑像があったりしてなんだかな・・だが、2階(ここでは1階)には聖体顕示台をはじめとする宝物がキラキラしていて、プロテスタントがなぜ生まれたのかを暗示している。

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サンタ・カーサ(聖なる家)は、マリアが受胎告知を受けた場所でパレスチナからイタリアのロレッタ村に移されたとされ、その後そのレプリカが各地に作られ、このロレッタ教会のサンタ・カーサもそのひとつである。
サンタ・カーサには、メディチ家の紋章が付いている。

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カフェBistró Loretaで一休み、Vienna coffeeってのがあったので頼んだら、アインシュペルナーだった。

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