8_3 Gedenkstätte Museum in der „Runden Ecke“ / Deutsch 2018
街を歩いていると、こんな装飾のある建物がある。
いまはCommerzbankが使っているようだが、歴史があるのかもしれない。
着いたところは、旧国家保安省記念館(Gedenkstätte Museum in der „Runden Ecke“)。
「Runden Ecke」、この建物の外観から、そう名付けられているのだろう。
中に入ると、「Dieses Gebäude wird im Auftrag der Regierung und des Bürgerkomitees durch die Volkspolizei gesichert!」と書かれた横断幕。
「この建物は、政府と市民委員会の指令で人民警察によって確保されている!」かな。
そして「秘密?」。
たくさんのカセットテープ、格子窓のあるたぶん取調室。
国家保安省(Ministerium für Staatssicherheit、略してStasi、シュタージ)のエンブレム、ライプツィヒにおける対象を落とした地図、拘置施設。
事務施設、背後の資料庫
さまざまな変装道具、「Dienstuniform eines Generalleutnants ohne Auszeichnungen」
「勲章の付いていない中将の制服」か。
拘置施設、たぶん当時の写真。
カード作成の道具、「善き人のためのソナタ」でも登場していたたくさんのカード
1989年の頃の映像でよく見た警察のヘルメットと盾、月曜デモの写真
再びエントランス。
「Runden Ecke」すぐそばの「Stasi-Kinosaal」、シュタージ映画ホールでは、「WIR SIND DAS VOLK!」展が行われているので、こっちにも行ってきた。
あまりにも人口に膾炙した「WIR SIND DAS VOLK!」、そして、懐かしいギュンター・シャボウスキー(Günter Schabowski)のお顔。
あなたが、外国への旅行自由化の規則改正を1989年11月9日の記者会見で発表し、記者から「この新規則はいつ発効するのか」と質問されて、中身をろくすぽよんでいんかったものだから、「Sofort, unverzüglich」と答えてしまい、11月9日のベルリンの騒ぎになったのだよ。
もっとも、このやり取りはあらかじめ仕組まれていたシナリオだった、という説もありますがね。
左の、人で埋め尽くされたこの場所の、右に見える建物はライプツィヒ歌劇場、画像の外になるが左にはゲヴァントハウスがあり、ここはアウグストゥス広場(Augustusplatz)である。
右の画像、これは場所はよくわからないが、これだけの奥行きがあって幅がある場所となると、リンクのどこかなのだろう。
Gedenkstätte Museum in der „Runden Ecke“
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