5_5 Jakobikirche / Deutsch 2018
旧市街に戻り、ヤコビ教会(Jakobikirche)に入ってみる。
船乗りの教会で、元々の教会が1276年の火災で焼けてしまったため、船乗りと猟師のための新しい教会が1334年に完成した。
西側の側オルガンは、1467~1515年に作られた。
奥にある大きなオルガンは、1465~66年に作られ、1980年代に改修され、1673年当時の姿となった。
お御堂の中にオルガンの音が響いている。
実際にいずれかのオルガンで演奏されていたのか奥音が流されていたのかわからないが、しばし音色の中で心を鎮めることができた。
説教段のらせん型の階段、彫られた文様が美しい。
奥に、ボートが見える。
説明板は、「民間船舶の国家記念碑としてのパミール礼拝堂の開設」ってなことかしら。
そして、お御堂の一角にボートが置かれている。
このボートは、1905年に建造され、1957年9月21日に嵐で沈没したハンブルクの船「Pamir」の救命ボートである。
乗組員86人中、救助されたのは6人だった。
燭台が、人の腕だったりする。
重圧な石の床。
ヤコビ教会をはじめ、リューベックのいろいろな教会で、オルガンコンサートが開催されている。
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