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2017年12月24日 (日)

赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD 1

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山本おさむの作品で読んだことがあるものは、「どんぐりの家」と、赤旗日曜版連載の「今日もいい天気」だけなのだが、本書はなぜかクリスマス・イヴである本日読了。
本書に登場する「ローマの休日」が、マッカーシズムの最中、そうした動きに抵抗しながら製作されたことは周知のことであるが、それにしてもなぜ今「赤狩り」なのか。
作中、議論の中で、ウィリアム・ワイラー監督が
 その言論・思想・信条の自由には好き嫌いに関係なく、共産主義も含まれるんじゃないのかな。
 あの委員会(HUAC)の暴走を許したら、次は戦前からの親ソ派は非米……
 民主党支持派非米と際限がなくなる。
 そして最後はあいつら(HUAC)に同調しない者はすべて非米とされてしまう。
 自分は共産主義じゃないが、修正第一条は支持する。
 そのようなカッコ付きの表明は、共産主義者なら排除してもいいと言ってるのと同じで、すでに修正第一条の精神を後退させてるんじゃないのかね。
(P.205~206)
と言うのだが、この状況は時代と国を超えて蔓延している。
「委員会(HUAC)」とは「The House Committee on Un-American Activities」、「非米活動委員会」のこと。
第2巻刊行は、春の予定で、「猿の惑星」「エデンの東」が題材となるのだろう。

山本おさむ/著
小学館

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