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2017年9月18日 (月)

ダンケルク~DUNKIRK

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ダンケルクといえば、刑事フォイルの「臆病者」を見てから行けと噂されているのだが、ちょうどDVDで「臆病者」を見たところだったので、それならばと行ってみた。

映画は、三者の視点から描かれる。
撤退しなければならない英軍、仏軍はあとまわしにされるのだが、これが重要なディテールでもある。
救助に向かう民間船、英軍に徴用される前に自らダンケルクに向かうのだが、向かう先は戦場であるのに、戦場とは無関係に死は訪れる。
船を援護する英空軍機、そのうちの1機は燃料が尽きて帰還できなくなるときに帰還をやめて独軍機に向かうが、最後は不時着して独軍に捕らえられる。
そして、独軍側の視点は、ない。

戦争法論議のときの、「戦争時に日本人が乗った米輸送艦を護衛する」の虚構を思い出した。

Paul Gallicoの「The Snow Goose」を初めて読んだのは、1972年新潮社版の単行本であった。
この頃、テレビで見たのは、たぶんこの映像である。

登場する飛行機
英側
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スピットファイア(上画像は映画の塗装とは異なる)

独側
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メッサーシュミットBf109(上画像は映画の塗装とは異なる)
ハインケルHe111
ユンカースJu87シュトゥーカ

おまけ
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フォッケウルフFw190(「史上最大の作戦」の独空軍ヨーゼフ・プリラー大佐の搭乗機、映画ではメッサーシュミットに搭乗していた)

ただしメッサーシュミットは、Bf109をスペインでライセンス生産したHispano Aviación HA-1112M1Lが使用されたようだ。

後ろから飛んでくる飛行機の爆音を聞いた船長「あれはスピットファイアだ」
息子「わかるの?」
船長「ロールスロイス・マリーンだ」
これは、「この世界の片隅に」そのもの。

イギリス海軍駆逐艦036、世界大戦期らしく見えないのは、戦後に建造され、退役後はナントで博物館船となっていたフランス海軍のシュルクーフ級駆逐艦D627「マイレ・ブレゼ」、砲塔が第二次世界大戦期らしくない。
第二次世界大戦期らしくないといえば、終盤、イギリスに戻ることができて乗車した客車も、窓枠の仕様とか座席の仕様とか、大戦期はこんな風じゃなかっただろうと思ってしまった。

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