活版TOKYO@神保町、お昼はすずらん通りの「ろしあ亭」
神保町で開催中の「活版TOKYO2017」に行ってきました。
思ったよりたくさんの人たち、活版など知らないであろう世代の人たちが多かったのが印象的。
活字を使ってハンコを作っていただけます。
活字1コ@130(大文字は@150)なので、住所やメルアドを作ると、ちょっと値が張るかもしれませんが、まあ一生モノだと思えばいいかもしれません。
この活字ハンコ、銀行の通帳に使えるでしょうか。
グーテンベルクな気分になることもできます。
用紙をセットします。
ハンドルを一度引いて、版にインクを載せます。
ハンドルを戻します、もう一度強くハンドルを引くと、印刷されます。
出来上がり。
お店や体験だけでなく、展示も行われていました。
活版カルタ、残念ながら非売品でした。
版を組み紙型が作られ、紙型が保存されます。
「雨ニモマケ」の版もありました。
年賀状を作成していただけるそうです。
お値段は、わかりませんが。
そして「ツバキ文具店」のテレビでも、活版による手紙が使われました。
これらのポスターの文字も、活字が使われているそうです。
デジタル文を使ったものと活字を使ったもの(むろんそのままではなく活字をデジタル化して拡大)とで試作し、コンペで選ばれるそうです。
俳優座もブースを出していました。
9月の公演「海の凹凸」で、活版印刷が登場するそうです。
活版TOKYOは、本日でおしまい。
すずらん通りの「ろしあ亭」、先客が1組待っていたので、その後ろに並びました。
4種類のランチメニューから選べます。
パンかライスかを選べるはずですが、オーダーのときには聞かれませんでした。
まずサラダ。
ボルシチがつきます。
そして、壷焼きマッシュルームのクリーム煮。
白いビーフストロガノフ、無条件にパンでした。
どちらにするかと聞かれるのを待つのではなく、自主申告しなきゃいかんかったのでしょうか。
デザートはヨーグルト、甘かった。
「ろしあ亭」は1階と2階があって、1階では年齢不詳の女性が一人であれこれやっているのですが、ともかく笑顔なしの無愛想、オーダーしおわったときには「はあ」とため息。
これは、「パンかライスかを選べると書いてあるのだから、選んで伝えてよ、言わないのだったら、こっちの好きにしてもらいますからね」の「はあ」だったのかもしれません。
おお、懐かしのソビエツキイな世界であるなと感心しました。
お勘定のときに「おいしかったです」で、ちょっぴり笑顔は帰ってきました。
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