Swiss 2017 5−3 ブリエンツ・ロートホルン鉄道 その1・ゲルトリート信号場まで
ブリエンツ・ロートホルン鉄道の駅舎は、ツェントラルバーンのブリエンツ駅の向かい側にあり、登山列車は駅舎の背後に停車する。
ブリエンツ・ロートホルン鉄道は、1892年6月17日に開業し、第一次世界大戦で1914年に休業したが、1931年に再開した。
路線は、566mのブリエンツ駅、1019mのゲルトリート信号場、1341mのプランアルプ駅、1819mのオーバーシュタフェル信号場を経て、2244mのロートホルンクルム駅に上がる7.5kmで、最大傾斜は250‰、軌間は800mmである。
山麓側の機関車が山頂側の客車を押して走り、これから出発する列車は、HG2/3形蒸気機関車12号機が使われている。
チケットは往復で88CHF、スイストラベルパスやスイスハーフフェアカードがあれば半額なのだが。
ツェルマットのロープウエイもそうだったが、窓口でのチケットの購入時にスイスパスなどを持っているかどうか必ず尋ねられる。
11時45分、ブリエンツ駅を発車し、車庫の横を上がっていく。
雨は上がり、窓を開け、ブリエンツ湖を見下ろす。
森の中を進む。
時速は8km。
SLは小型だが、がっしがしと急坂を上がっていく。
途中にトンネルがあるが、石炭ではなく重油を燃料としているので、煤が飛んでくるようなことはない。
木々の上にブリエンツ湖が見える
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