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2017年6月17日 (土)

「日本国憲法」なのだ!

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初版は1983年、ちょうど当時の中曽根首相が「不沈空母」発言をした頃である。
今から30年以上前ではあるが、その後、防衛費1%枠の撤廃や「日本は単一民族」発言が出てきたり、憲法をないがしろにする政治が進められてきた。
復刊が、2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した翌年の2013年で、前年には自民党の「日本国憲法改正草案」が発表されている。
また、2013年の暮れには秘密保護法が成立している。
以後の政権による戦争法制の強行を始めとする憲法破壊の暴走ぶりは、周知のごとくであり、戦争法の2015年7月15日の衆議院委員会と翌16日の衆議院強行採決、9月17日の参議院委員会での強行採決と19日の参議院通過、首相による2017年5月3日の改憲の具体的な目標時期を提示、6月15日早朝には、参院法務委員会での採決を本会議への「中間報告」によって省略するという暴挙の末に可決した。

秘密保護法、戦争法、「共謀罪」法、そして憲法改正によって「戦争する国」にしようとする動きを食い止めるためにも、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定した」ことを忘れるわけにはいかない。

「その国の政治のありかたを決めるものが、憲法」という言葉(P.27)は、重たい。
そして国の政治のありかたを決めるのは、政府ではない。

はじめに
マンガ●日本国憲法
「戦争は致さないのだ!」赤塚不二夫・断章
素顔対談
憲法をよむまえに
資料
 日本国憲法
 教育基本法
 大日本国憲法(明治憲法)

赤塚不二夫/著
永井憲一/著
草土文化

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