Diamond Princess 4−6 ひろしま世界遺産航路
そばに、宮島行きの船が出る桟橋がある。
さっきレストハウスで聞いていたが、宮島まで45分で行けるらしい。
時間的には十分であるし、すずさんが小舟で江波から中島本町に来た太田川を行くなら、乗ってみようではないか。
船は、大きくない。
船名はしかとは確認しなかったのだが、「きらら」だろう。
キャビンには三人がけにしたら狭いのベンチが左右に5脚ほど並んでいる。
川を運行している間はデッキに出て良いというので、デッキに出る。
原爆ドームを右手に見ながら、相生橋のT字の軸をくぐり、元安川から太田川に入る。
本川橋の手前の川岸には、雁木が見える。
すずさんが上陸したのも、このような雁木からだ。
そして、イサム・ノグチ氏がデザインした欄干(モチーフは和船の舳先)の西平和大橋をくぐる。
船は、中島神崎橋、新住吉橋をくぐっていく。
さらに住吉橋、舟入橋をくぐる。
思ったよりスピードは早い。
吉島橋をくぐると、その向こうに見えるのは広島高速3号線で、江波に近づいている。
ひろしまリバークルーズの遊覧船とすれ違う。
江波港である。
工場は牡蠣工場で、牡蠣の殻が山を築いている。
太田川河口に来ると、船はさらに高速になるので船内に入らなければならなかった。
ボーイング777の部品を製造する、三菱重工業広島製作所江波工場が見える。
五日市岸壁に停泊中のDiamond Princessが見えてくる。
波しぶきで窓がびっしょりなので、窓の外はあまり鮮明には見えない。
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