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2017年5月 6日 (土)

三島由紀夫 ちくま日本文学010

170104_001
目的は、「海と夕焼」である。
三島の思い、『奇蹟の到来を信じながらそれが来なかつたといふ不思議、いや、奇蹟自体よりもさらにふしぎな不思議といふ主題を、凝縮して示さうと思つた』こととか、『「何故神風が吹かなかつたか」といふ大東亜戦争のもつとも怖ろしい詩的絶望を想起する』こともなく、『なぜ神助がなかつたか、といふことは、神を信ずる者にとつて終局的決定的な問いかけ』であるとも考えることはしなかった。
単純に、鎌倉(建長寺)が描かれているから手にしたのであった。

しかし、昨今の作家の作品には出てくることのない「言葉」「表現」の数々である。
今様の作品のごとくに感覚で受け止めることはできず、意味を考えていかなければならない作品と言ってもいいかもしれない。
船に持ち込んで、デッキチェアに寝そべりながら読了。

三島事件の9か月前の、翻訳家ジョン・ベスター氏のインタビューを録音したテープが発見されたというニュースが流れた。

海と夕焼
中世
夜の仕度
家族合せ
幸福という病気の療法
真珠
三原色
喜びの琴
私の遍歴時代 抄
終末感からの出発
わが魅せられたるもの
不道徳教育講座より
・人に迷惑かけて死ぬべし
・文弱柔弱を旨とすべし
・告白するなかれ
独楽
解説 森毅
三島由紀夫/著
筑摩書房

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