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2017年3月 1日 (水)

図説 ウィーンの歴史

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ウィーンの歴史はこれまでも幾つか書籍が刊行されていたし、さまざまな文献でウィーンの歴史に触れたものはあったが、多くの図版を含めてこれだけまとまった内容の書籍は初めてだろうと思う。
同じ著者による「ウィーン都市地図集成」という書籍が出ているのだが、とても手が出せる価格ではない。
本書はたしかにウィーンの歴史なのだが、ウィーンという都市そのものの歴史というよりも歴史の中でウィーンがどのように登場しているか、ウィーンで歴史がどう展開したかといった内容なので、同じ著者による「図説オーストリアの歴史」をあわせて読むと、わかりやすい。
ウィーンの街を歩くときには、本書の記述を思い出しながら辺りを見回すと面白いだろう。

2015年はリンク150周年ということで、ウィーン博物館で展覧会が開催されていた。
ウィーンの古い地図、画像などが展示され、見応えの有る展覧会だった。
図録も買った。
同じ頃開催されたリンク150年市電まつりも、じっくり見てきた。

P.22~23、フリードリヒが一三三二年にバイエルンに敗れて捕虜となり、一三二六年にウィーンに戻ったとの記述であるが、捕虜となったのは一三二二年だ。

第一部 ローマ帝国の城塞からハプスブルク帝国の首都へ
 第一章 ローマ帝国の城塞、民族大移動、バーベンベルクのウィーン
 第二章 バーベンベルク家の支配
 コラム バーベンベルク家の婚姻政策
 第三章 ハプスブルク時代の幕開け
 第四章 中世ウィーンの都市と市民生活
 コラム ショッテン修道院の祭壇画に見る中世ウィーン
第二部 混乱するウィーン
 第五章 世界帝国への道
 コラム ハプスブルク家の婚姻政策
 第六章 宗教紛争とオスマン帝国の脅威
第三部 近代への序曲
 第七章 ユダヤの追放とペストの流行
 第八章 対オスマン戦争と「宮廷ユダヤ」
第四部 近代のウィーン
 第九章 バロックと啓蒙の都市
 第一〇章 二つの革命の間
 第一一章 大都市ウィーンの成立
 第一二章 第一世界大戦と激動の戦後
 第一三章 ナチ支配下のもとで
 第一四章 戦後、そして現代へ
おわりにーー都市ウィーンの歴史を歩く
ウィーン史略年表
参考文献

増谷英樹/著
河出書房新社

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