佐助稲荷とカマキン
実家で用事があった帰り、佐助稲荷に寄ってみた。
道を歩くと、修学旅行と思しき小学生のグループの姿がある。
漏れ聞こえてきたところだと、山梨から来ているようだ。
路地を歩いて佐助稲荷へ。
ここにも小学生たちの姿がある。
こんなに人の姿のある佐助稲荷は、もしかしたら初めてかもしれない。
佐助稲荷からは、長谷の大仏に抜けたり、源氏山、さらに北鎌倉に抜けたりするハイキングコースに上がることができる。
本殿の裏手に、紫陽花が見える。
寿福寺。
そして八幡様に抜けて、かつてのカマキンを見に行ってみることにした。
川喜多旧宅でも、紫陽花が咲いている。
2016年3月31日に閉館したカマキンは、塀で囲まれているかなと思ったら、がらあんとした建物が残っていた。
が、作業をしている人の姿以外に、誰もいない。
正面入り口から八幡様に抜けることもできる。
旧館はこのまま保存される予定だが、新館は取り壊されることになっている。
4カ国語表記だったカマキンのプレートは外され、跡が痛々しい。
修復が終わった段葛。
今回のコース途上には、万里さんが暮らしていらっしゃった家があるので、そばまで寄ってみた。
螺旋階段が、そのままだった。
毛深い家族たちの姿も、もう見ることもない。
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