初夏の鎌倉散歩
ゴールデンウィークの混雑は一段落し、梅雨に入る前の日、鎌倉初心者とともに「海街」を思いつつ、お散歩をしてきました。
海街diary
海街diary 2度目
江ノ電で鎌倉に着いた後、2014年10月からの段葛の改修工事が終わった段葛を見てみようと、二の鳥居へ。
えらく綺麗になった段葛でした。
日差しが強いので、八幡さまには行かず、おんめさまを抜けて木陰のある妙本寺に向かうことにしました。
おんめさまの境内では、紫陽花がぼちぼち咲き始めていました。
ここまでくれば観光客の姿はなかろうと思ってやってきた妙本寺ですが、意外や意外、普段は見ることもない数の人たちが来ていました。
石段をあがると二天門です。
二天門の向かって右側には二天門の持国天、左側には多聞天が睨んでいます。
緑の濃い妙本寺、祖師堂に上がってゆっくり過ごしました。
若冲以後、象が頭の隅に残っているようで、お堂や二天門の象の彫刻に、ついつい目がいってしまいます。
妙本寺は比企能員一族の屋敷があったところですが、源実朝を推す北条一族によって滅ぼされました。
その比企一族供養塔の前で、ガイドさんの説明をイヤホンで聴いている団体さんもいます。
妙本寺から、ぼたもち寺に寄りがら、八雲神社へ。
ぼたもち寺には、龍ノ口刑場へ連れて行かれる日蓮に、ここに住んでいた桟敷の尼が胡麻入りのぼた餅を捧げたという謂れがあります。
八雲神社は、素戔嗚尊が祀られています。
八雲立つ 出雲八重垣妻籠に 八重垣作る その八重垣を
八雲神社から本覚寺に向かうとき、途中の夷堂橋から滑川を見下ろすと、へびさんが川を渡っていました。
本殿改修中の本覚寺を抜け、しらすトーストを食べようと思っていたところがまだ開いていなかったので、ミルクホールでちょっと早いお昼にしました。
ミルクホールは、かれこれ40年近く続いているカフェ、民家を改造したお店なので、小さな部屋がいくつかあり、ここで会おうねと約束しても、探すのに苦労します。
江ノ電に乗って、極楽寺へ。
駅を降りて地蔵堂の前に来るとテントがあり、その下でNゲージのジオラマの運転が行われていました。
構想3年製作3ヶ月だそうです。
シチュエーションはタンコロが廃車になった1980年頃、当時の建物の様子などを調査するため資料を集めるなどに時間がかかったそうです。
実家のあたりはここだと申し上げたら、ああ残念、その場所はジオラマ外でした(笑)。
このジオラマ、タンコロまつりでの展示を考えているとか。
極楽寺を見たあと、極楽寺を見たあと、極楽寺駅を出発して桜橋の下を行く江ノ電を見送ります。
江ノ電は、「極楽洞」の銘のあるトンネルを抜けて、鎌倉に向かっていきます。
極楽寺坂を下って力餅家に寄り、福面まんじゅうを買って、歩きながらほおばりました。
9月18日には「面掛行列」(福面まんじゅうの元)が歩く路地を抜けて権五郎神社(御霊神社)へ。
権五郎神社からは長谷に抜けて、ベルグフェルドでひと休み。
2時少し前、お昼の終わった時だったからのか、2~3組のお客さんだけでした。
しかし、私たちが出たときには、ベルクフェルド、シュークリームとエクレアは完売になってしまいました。
ベルグフェルドをでて、鎌倉市指定景観重要建造物に指定されている加賀谷邸(指定第31号)と鎌倉市長谷子ども会館(旧諸戸邸)(鎌指定第12号)の前を歩いて、鎌倉文学館に向かいます。
鎌倉文学館では、ちょうどバラまつり2016の期間中で、近くまで来ると、お庭からヴァイオリンの音が流れてきます。
この日は、ヴァイオリンは能澤摩耶さん、ピアノは中村望さんで、ヴァイオリン&ピアノコンサートが行われていたのでした。
芝生の上で聴くコンサート、なんだか園遊会のような気分、まあ、お酒が出たりするわけではありませんが。
庭園を歩き、バラ園に行ってみます。
バラ園には199種244株のバラがあり、この時期は約4割のバラが花をつけていました。
「春の雪」が、見頃。
文学館で開催中の「生誕130年 萩原朔太郎 マボロシヲミルヒト」展を見てきました。
鎌倉文学館から、招鶴洞を抜けていきます。
鎌倉文学館からシーキャッスルへ。
ヴァスビアとデュンケルス、鯖燻製、ソーセージ各種、ズルチェで、お腹いっぱい。
海浜公園のタンコロ107が静態保存されている海浜公園を抜けておもちゃだいすきでしばしおしゃべりしたあとは、浜勇の前を歩いて、高崎屋本店でサドヤワイン一升瓶を購入、さらにチモトでシフォンケーキをお持ち帰りにしました。
海浜公園
おもちゃだいすき
浜勇
高崎屋本店
チモト
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