小布施と安曇野
朝5時15分スタート。
5時半には圏央道に乗ったが、予想外に空いていた。
関越に入って高坂SAで小休止、藤岡JCTから上信越道に入って佐久平PAで小休止。
小布施PAで降りて、市内のパーキングに停めて、高井鴻山記念館に向かう。
まだ門は開いていなかったが、すぐに開門(午前9時)となった。
高井鴻山記念館では、現在「春季展「高井鴻山春の色と伊藤若冲―我は吾が様に依る―」が開催中で、高井家にあった若冲の六曲一双屏風「鶏百態図」が展示されているのである。
「鶏百態図」、なかなか剽軽な鶏の姿である。
開館直後なので他に誰もおらず、若冲独り占め。
高井家の一部が公開されていて、高井鴻山は小布施を訪れた葛飾北斎のために絵を描く場所として碧漪軒を建て、北斎に入門した。
鴻山の書斎翛然楼(ゆうぜんろう)は、屋内の見学ができる。
何度も小布施には来ているが、恥ずかしながら高井鴻山記念館をちゃんと見学するのは、初めてであった。
栗の木テラスは開店前(開店は10時)だったので、a・la・obuseでお茶、そしてりんごジャムを購入。
次は、小布施ワイナリーへ。
11月に来たときは水曜日でワイナリーはお休み、偶然、奥様だけにはお会いすることができたのだが、今日は奥様も含めてワイナリーのみなさまとご挨拶できたのであった。
カウンターに、グラスが3つ並ぶ。
なぜかといえば、赤、赤のスパークリング、白と、3種類の試飲のため。
しかし、運転手ゆえ試飲はできないのであるが、赤3本と白1本を購入、送ってもらうことにした。
ついでに、ラベルのメモも購入。
小布施PAから上信越道に乗り、更埴JCTから長野道に入って安曇野ICで降りる。
向かうのは、田淵行男記念館。
6月5にちまで、「田淵行男が愛した安曇野」展開催中。
モノクロの、安曇野の写真が美しい。
撮影機材や登山用品なども展示されている。
Zenza BronicaやMamiyaの6x7を使っていたようだ。
建物の外壁にツバメが給餌していたり、建物を囲んでいるワサビでカモが遊んだりしているのが、いかにも安曇野である。
若冲は鶏の後ろ姿を描いているが、鴨の後ろ姿は描いていないのである。
近くの「こばやし 安曇野庵」でお昼にする。
松本の「こばやし」には何度か行ったことがあるので、聞いてみたら、松本のお店が本家だそうな。
「安曇野庵」は「安曇野スイス村」にあるので、「安曇野スイス村」とは一体何じゃらほいと行ってみたら、ドライブイン。
なぜスイス村なのか、ちとわからず。
北アルプスの山なみには、まだ雪が見えた。
安曇野ICから長野道に入り、岡谷JCTで中央道へ。
双葉SAで小休止。
小仏トンネルから渋滞13km、通過に50分との情報が流れていたので、上野原ICで降りて20号で帰る。
午後6時頃帰着、走行距離は、550km近く。
| 固定リンク
コメント