Swiss 2014 (5) 氷河急行 クール〜ディセンティス
いよいよ氷河急行に乗車である。
氷河急行は、レーティッシュ鉄道(Rhätische Bahn、RhB、サン・モリッツ~ディセンティス)とマッターホルン・ゴッタルド鉄道(Matterhorn Gotthard Bahn、MGB、ディセンティス~ツェルマット)がサン・モリッツ~ツェルマットで運行している。
サン・モリッツを出たGEX903は、KüblisのエンブレムをつけたRhBのGe4/4 II 形625号機が牽引している。
「GLACIER EXPRESS」のついた車両はバー車両である。
パノラマ車両はかつては1等車で利用されていたが、現在は2等車もパノラマ車両となっている。
全車両指定席で日本語表記もされている。
氷河急行の車両編成は列車によって多少異なっているようだ。
景色が良いとされているツェルマットに向かって右側の窓側から販売するそうで、席はふたつとも窓側だった。
いずれにしても、まずお祝いである。
車内はガラガラ、シーズンは終わったということかもしれないが、それでも窓の外の景色は期待感を誘う。
イヤホンで、見どころの案内を日本語でも聞くことができるのだが、ずっと聞いているのがだんだんめんどくさくなってきた。
窓の外を流れるのはライン川、そしてディセンティス修道院が見えてきたらディセンティス駅(Disentis)に到着である。
ディセンティス駅では、RhBのGe4/4 II 形機関車が切り離される。
切り離されたGe4/4 II 形機関車は待避線へ下がり、MGBのアプト式機関車HGe4/4 II形104号機が近づいてくる。
HGe4/4 II形104号機が連結される。
連結器はむろん、ねじ式連結器であるから作業が伴うが、一人でいとも簡単に連結作業は終わってしまった。
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