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2014年8月14日 (木)

ベトナムロード―南北2400キロの旅

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本書は1987年に石川文洋さんが、中越国境のランソン省からメコン・デルタのミンハイ省まで自動車で縦断した記録である。
「Miss Saigon」を見たあと、気持ち的にそのままではいたくなくて、本書を読むことにした次第。

石川文洋さんの旅はサイゴン陥落から13年目のこと、そしてその年とほぼ同じだけの年を経て、自分自身の目で見たくてハノイからホーチミンまで縦断した。
もっともハノイ~フエ、フエ~ホーチミンは、飛行機を利用したのだが。
このときも、道端に戦車の残骸が放置されていたのを見たが、これはもしかしたら、観光目的などの目的でわざと放置していたのかもしれない。
けれどもフエの王宮に打ち込まれていた銃弾の跡は、まぎれもなく二十数年前の銃弾の跡であろう。

長くベトナム民主共和国の首相を務めたファン・バン・ドン氏とのインタビューが、ベトナムの歴史と重なっていて理解を助けてくれる。
また、「参考文献」は、この当時のさまざまな立場からの文献が網羅されている。

しかし、ネットで「ホー・チ・ミン」で検索しても、ホーおじさんのことはほとんど出て来ない。
時代であるな。

目次
はじめに
ハノイ
中越国境
ハノイ~ハティン
ハティン~ヴィンリン
ヴィンリン~ベンハイ川
ベンハイ川~フエ
歴史の都フエ
基地の町ダナン
ダナン~タムクアン~ボンソン
ニャチャン
ホー・チ・ミン市
ベトナムの華僑たち
ビエンホア空軍基地
メコン・デルタの都市カントー
カマウ岬まで
最南端ナムカン
ベトナム現代史を聞く―ファン・バン・ドン・インタビュー
おわりに
年表―ベトナム略史
参考文献―石川文洋の本棚から

石川文洋/著
平凡社

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