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2014年5月28日 (水)

JOSIAH CONDER ジョサイア・コンドル

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1997年に東京ステーションギャラリーで「鹿鳴館の建築家 ジョサイア・コンドル展」が開催された。
本書は、2010年がコンドル没後90年であったことから、この展覧会の図録を増補改訂したものである。
ひとつひとつ見て行くと、かなり時間がかかる。

コンドルは、オーストリア・ハンガリー帝国公使館もてがけていて、1899年2月に紀尾井町に竣工している。
Heinrich Coudenhove-Kalergi伯爵がオーストリア・ハンガリー帝国駐日代理大使として東京に赴任したのは1892年、青山みつと結婚したのが1893年、Heinrich Coudenhove-Kalergi伯爵は1896年に本国に戻ってしまうので、コンドルの公使館には住むことはなかった。
鎌倉にも、コンドルの建物がある。
戦後消失した海浜ホテルがコンドル設計であること(海浜ホテルになる前のサナトリウム「海浜院」はコンドルではない)は知られているが、そのほかにも和田塚の南側の一角にも、個人の邸宅を建てていたようである。

図録であって写真集ではないので、紙質が色の再現を押さえているのは、ちとざんねん。

目次
コンドル博士肖像画
はじめに
ジョサイア・コンドルと日本/Josiah Conder aand Japan/藤森照信
イギリスにおけるジョサイア・コンドルーその教育,修業と建築的背景/Josiah Conder in England:education, training and background/J.モーダント・クロック
建築家コンドルの設計実務ー岩崎家高輪別邸を中心にー/The Business Practices of the Architect Josiah Conder – Focussing on the Takanaaw Residence of Iwasaki Yabosuke/鈴木博之
コンドルをめぐる人々/Josiah Conder and His Patrons/原徳三
コンドルの日本研究/Josiah Conder on Japanese Studies/山口静一
コンドルと画家暁斎の交流/Josiah Conder and Kawanabe Kyosai/河鍋楠美
図版
 Iーお雇い時代
 IIー民間時代(ビル)
 IIIー民間時代(邸宅)
 IVーコンドルの弟子たち
 Vーコンドルの日本探求
資料編
 コンドルに建築を依頼した人達
 コンドルの建築作品リスト
 年代別コンドルの建築作品分布
 コンドルの建築物配置図
 お雇い外国人建築家系統図
 ジョサイア・コンドル略年譜
 ジョサイア・コンドル家系図
文献目録
作品リスト
索引

鈴木博之、藤森照信、原徳三/監修
建築画報社

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