Benelux2014 (8) ブリュッセル(Bruxelles)~ディナン(Dinant)~シタデル(Citadelle)
朝、6時頃起床、食事を終えて窓の外を見たら、隣の住宅の煙突から煙が出ている。
きょうはベルギー南東部のアルデンヌ地方に向かうということで、ホテルを8時30分に出発する。
最初の訪問地であるディナン(Dinant)の街に入ると、街中にサックスが立っている。
ムーズ川(Meuse)沿いの道路を走り、一方通行の道に入って大きなお御堂のそばに10時5分に到着し、バスを降りると、雨は降っていないがガスっぽく、対岸の様子もぼんやりとしかわからない。
お御堂は、ノートルダム教会(Collégiale Notre Dame)である。
柱が緑色っぽいのが不思議な雰囲気である。
ノートルダム教会(Collégiale Notre Dame)は、12世紀の創だがバロック式の鐘楼は今世紀初頭の復元とのこと。
ノートルダム教会の横に、シタデル(Citadelle)にあがるロープウエイがある。
シタデル(Citadelle)は、ムーズ川(Meuse)を見下ろす断崖に築かれた城壁のことで、元は1050年に築かれているが、現在の城壁は19世紀からのもの。
高さは約100m、階段を使って上がることもできるが、ロープウエイで上にあがる。
ロープウエイを降りると展望テラスになっているので、ムーズ川(Meuse)上流から眺めるが、ガスっぽい。
右に目を移すとノートルダム教会(Collégiale Notre Dame)やロープウェイが見える。
そばに大砲が置かれていて、大砲が睨んでいる先のムーズ川の対岸には何やら大きな建物があるが、ガスっているのでよく見ることができないが、どうも、修道院を改装したホテル「La Merveilleuse」のようだ。
展望テラスの後ろに、ベルギー軍のマークを付けたジェット戦闘機が置かれているので説明版を見ると、1943年3月に初飛行した、イギリスのGloster Meteorジェット戦闘機である。
そばに高射砲もあるが、これは詳細不明。
さらに奥に、同じ形の墓標が並んだ墓地がある。
十字架に書かれた墓碑銘を見ると大勢の人が1914年に亡くなっているようで、兵士の像もあるので、第一次世界大戦時の戦没者墓地と思うが、ガイドブックには載っていない。
1914年8月4日、シュリーフェン計画に基づきドイツ軍はベルギーのリエージュへ進軍し、ベルギーは頑強な抵抗を見せたのであった。
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