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2013年10月18日 (金)

第二次世界大戦 忘れ得ぬ戦争

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著者による「第一次世界大戦 忘れられた戦争」は1985年11月に刊行され、2010年1月に復刊されているが、本書は1986年12月に刊行されたきりである。
1919年生まれの著者にとっては文字どおり「忘れ得ぬ」とあるが、知っているようで知らない「第二次世界大戦」、特に戦後生まれのものにとっては実体験のない「第二次世界大戦」である。

「太平洋戦争」やその前の「事変」についてはあまり詳細にはふれられていないが、「第二次世界大戦」の全体像が、軍事的な推移ではなく外交を中心として、政治的なかけひき、誤解や希望的観測の推移が簡潔にまとめられている。
どこからどこまでを「第二次世界大戦」と言うか、特にはじまりをいつからとするかは、日本を含めての第二次世界大戦をとらえるときは、さまざまな考え方がありそうだ。

社会思想社は、2002年に廃業。

目次
1 「彼らの最も輝かしいとき」
 ついにダウニング街10番地
 フランス休戦の賦
 野望、海峡に散る
 静かな幕間
2 大戦における1941年
 迫りくる独ソ戦
 スターリン、沈黙を破る
 宣戦の詔書
3 雪原のかなた、砂漠の果て
 第2戦線を、いま
 偶然とみえるダルランの存在
 カサブランカの集いを経て
4 去りゆく者と、よみがえる者と
 最初の3首脳会談まで
 みずからを解放したパリ
 クリミアの短い蜜月
5 すべてが語り尽くされる頃
 死のさまざまな影
 米英ソ大同盟の最後の歩み

山上正太郎/著
現代教養文庫(社会思想社)

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