Wien2013 13日 (2) ベルヴェデーレ宮殿
目指すのは、ベルヴェデーレ宮殿(下宮のオランジェリー)で開催されているHundertwasser, Japan und die Avantgarde展(フンデルトヴァッサー=百水さん、日本とアバンギャルド展)である。
上宮もいっしょに見ると疲れるので、下宮だけのチケットを購入。
百水さんは、なんだかぐにゃぐにゃしたアパートメントを建てたり、ウィーンの清掃工場や大阪の舞洲の清掃工場のデザインをしている。
絵画は、なぜか渦巻が多い。
自然の中に唯一存在しないものが直線である。社会や文化が存在しないこの直線に基づいているとすれば、やがてすべては崩壊するだろう」ということのようだ。
展示物のなかに藝術新潮があったが、上下が逆になっていた。
下宮を出て、上宮まで庭園を歩く。
庭園には、スフィンクスが並んでいる。
この庭園を歩くのは、数年ぶりである。
上宮まで、庭園はだらだらとした坂になっている。
オイゲン公(1663~1736)は、サヴォイ家に属しフランス生まれの身で、フランスでは軍人として使えることができず神聖ローマ皇帝レオポルト1世に仕えることになった。
オスマン帝国のウィーン包囲以後手柄をあげ、帝国軍の総司令官となる。
ベルヴェデーレ宮殿はオイゲン公の夏の離宮であるが、オイゲン公には子がなかったため、死後はハプスブルク家が所有することとなった。
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