Elisabeth 2012 Wien/5 運河めぐり(3)ドナウ川・その1
船は前進を開始する。
無事の水門通過を祝って、ビールを飲むことにする。
チェコの、つまり、本物のバドワイザーである。
米国産バドは、本物のバドワイザーを飲んでしまったら、もう飲みたくない。
ドナウ本流になると、船は速力を増してすすんでいく。
左がドナウ本流で、右が船の航路で水門がある。
風力発電の塔は、あちこちで見える。
仏舎利塔(フリーデンス・パゴダ)が見えてくる。
この仏舎利塔は、日本山妙法寺が1983年に建てたらしい。
ここには日本人のお坊さんがいるはず。
船はマリーナに停船する様子を見せたが、誰も乗船しないし下船しないので、停泊せずに出発する。
前方遠くに、カーレンベルク(Kahlenberg)の丘が見えてくる。
川岸には、ヒルトン・ウィーン・ドナウ・ホテルが建つ。
あまり便利のいいところとは思わないが、このホテルに泊まる人たちは、自分の力で移動するようなことはないのだろう。
アッシジの聖フランチェスコ教会が見えてくる。
この教会は、フランツ・ヨーゼフ1世の治世50周年を記念して、1898年から1910年にかけて建設された。
水上警察のボートが停泊している。
ブラチスラヴァに向かう高速船が出発していく。
アッシジの聖フランチェスコ教会は、帝国橋(Reichsbrücke)のそばのメキシコ公園に建っている。
メキシコ公園の名前は、ナポレオン3世によりメキシコ帝国皇帝の帝位に就いたFJの弟、フェルディナント・マクシミリアン・ヨーゼフ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン(Ferdinand Maximilian Joseph von Habsburg-Lothringen)と、何かの関連があるのだろうか。
船は帝国橋桟橋に停泊する。
学生集団が乗り込もうとしているが、船員と何やら交渉している模様。
気持ちの良い秋の空だ。
帝国橋桟橋からは、地下鉄で旧市街に行ける。
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