Elisabeth 2012 Wien/4 運河めぐり(2)水門・その1
船は水門に入る。
正面の扉は閉じている。
どこまで行くのか、ドナウ川を下る船が出ていく。
停船し、船は進行方向右側に寄る。
前方の水門は、まだ、閉じている。
後方の水門が閉じ始める。
扉が見えてきた。
徐々に閉じていく。
もう少しで綴じられる。
船の係留用の杭なのだろうか、現在は7つ見えている。
扉は完全に閉じられた。
少しづつ水位があがりはじめる。
杭は5つしか見えなくなる。
やがて3つになった。
隠れていた岸の様子も、次第に見えるようになってくる。
水門の水位は、本流の水位とはまだ少し差があるようだ。
見えている杭はひとつだけになった。
後方の水門の向うの下に、ドナウ川本流がかすかに見える。
正面の水門は、水面下に沈んでいく。
後方の水門は、あたりまえだが閉じたままである。
前方の水門は完全に水没した。
まるいものは動かないが、水門を支えていたところがコンクリとまるいところの間を沈んだようだ。
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