Elisabeth 2012 Wien/4 2回目のElisabeth
5時半頃、ライムント劇場に向かう。
双眼鏡を忘れたことに気づいて、急いで取りにに戻ったりする。
2回目のElisabethのチケットをピックアップ。
10月7日のキャスト、この日もElisabeth役はセカンドさんだった。
ベルリンでAnnemieke van DamのElisabethを見てから3年、当時は1幕はともかく2幕はちょっと・・・だったのが、どれくらい成長したのか楽しみであったのだが。
今日の座席の位置は1.Rang、3.Reihe、Sitz12,13で、前回の下の階の席になる。
この席からの舞台は、このように見える。
ところが、前の列にでかいおにーさんが座ったので、かなり視界が狭くなる。
いやいや、Eを演じたJannekeさん、ちょっとこわいEだったけど、セカンドさんとはいえ前回のAliceさんに比べてとてもよかった。
ヨーゼフ・シャウトは若干1名であったが、KuroschのLucheniはそのお客さんに「グラツィエ」と反応していた。
日本版とハンガリー版で唄われていた「ロンド」は、今回からウィーン版でも唄われるようになったのだが、このシーンでDer Todが「ロンド」を歌うことによって存在を表現してしまうのがいいのか、以前のようにEの夢の中がいいのか、どうなのだろう。
見返りでは、客席から万雷の拍手。
チェス盤、前回はチェス盤全体が点滅していたが、今回は点滅はなく、チェス盤の上に小さいチェス盤照明がチカチカする。
これは、以前のほうが好きだ。
Hassでは、拍手なし。
沈みゆく世界、セリの斜面は急で、たぶん、アン・デア・ウィーン劇場のセリよりも高そうだ。
脇に立つトートエンジェル、そして端のエリーザベト、白煙で視界がさえぎられているとはいえ、ぽっかり開いている奈落が怖くないか。
お客さんたちのノリも、今回は数段上手である。
1.Rangは、カーテンコールが始まるとすぐにスタンディング・オベーション。
そういうわけで、観劇記念品。
11月から12月にかけて、ローナッハ劇場でファントム25周年コンサートが開催される。
な、なんと、11月29日からのRonacher劇場でのオペラ座の怪人コンサートでは、5日のDIE LUSTIGE WITWEでHannaを演じたSiphiwe McKenzieがカルロッタ役のようだ。
そのままの高揚した気分で劇場を出たので、ライムントに傘を置き忘れたことに気付いたのは、ホテルに戻ってからだった。
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