Elisabeth 2012 Wien/2 Dommayer
家具博物館を出て地下鉄で西駅に戻り、市電58に乗る。
市電58は、西駅からシェーンブルン宮殿の正面を通ってヒーツィングに抜け、さらにその先のHummelgasseまで行く路線である。
ヒーツィングの次のDommayergasseで下車、そばにあるカフェ「Dommayer」に入る。
「Dommayer」は、1844年10月、ヨハン•シュトラウス(子)が作曲家、指揮者としてデビューしたところである。
ヨハン•シュトラウス(父)やヨーゼフ・ランナーも、ここで演奏しているらしい。
当時はカフェではなかったようだが。
現在はOberlaaが経営している。
お店の中は、相当混んでいる。
さもありなんと、事前にHさんが予約の電話を入れたのだが、土日は予約を受け付けないと言われてしまったそうな。
土日はカフェやレストランがお休みが多いので、予約席として空けておくより、どんどん入れてどんどん回転させたほうがいいって考えているのだろう。
何人かと聞かれ6人だと答えると、「席はないから待ってろ」と言われた。
見まわしたところ、他の人たちはまだ来ていないようだ。
しばらく立って待っていたら、席が空いた。
そこに電話が入る。
参加予定者2人、GさんBさんがヒーツィングの駅で待っていると言うので、迎えに行くことにした。
ヒーツィングを通るとき、市電から駅を見ていたのだが、それらしき姿は見つけられなかったのでそのまま乗ってきたのけど・・・・。
駅の2人とお店に戻ると、もう1人の参加者H2さんも来ていて、すでに席についていた。
これで6人全員が集合できたので、会食開始。
ここで参加したH2さん、私たちが4日にOさんとごはんを食べたことを知ると、きゃーきゃー言って喜ぶ。
なので、OさんがWESTENDでどこに座ったのかを、あとで伝えておいた。
お食後は、Apfelstrudel。
それにしてもジモティーが集まると、どこのスーパーが安いとか、情報交換が始まって、傍で聴いていても楽しい。
在住年数の違いとか一時的な滞在だとか、仕事をしていたり家庭を持っていたり、それぞれ境遇は異なっているが、異国の地で暮らしている姿は頭が下がる。
3時近くまで話がはずんだが、そろそろ解散。
Dommayerのそばで、グムンデンの陶器市(グムンデンは白を基調とした厚めの陶器の街、ザルツカンマーグートにある)が開かれていた。
ヒーツィング駅までみんなで歩き、駅でお別れである。
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