大船渡から釜石へ
2日目はR283を陸中海岸に向かう。
予定ではそのまま釜石に抜けようと考えていたのだが、せっかくここまで来たのでR340、R107と乗り継いで、大船渡に抜けた。
大船渡は、昨年、職場からのべ十数名の職員を支援に派遣したところだ。
国道から街中の道に入って大船渡線沿いに走ってみるが、津波に現れた地域は、建物の土台が残るだけで、この一帯は
建物を建てることは許可されないのだろう。
観光バスが走るのは、被災地ツァーか。
大船渡小学校あたりでR45に乗り北上、リアスホール、保健福祉センターなど、活動拠点だった建物の姿は確認できるが、ちょっと撮影する気持ちにはなれない。
R45から三陸道路に乗り、道の駅さんりくで小休止したあと、唐丹町を見下ろす高台から町の様子を見る。
壊れた防潮堤を修復している。
しばらく走ると、釜石の街を抜ける。
ちょうど釜石警察署の駐車場前である。
地図上に表示されている駐車場左の建物は、土台しか見えない。
釜石のはずれから三陸道路に入るところにあるコンクリート工場には、瓦礫が山積みになっている。
ちょっと視線を動かすと、こちらにも瓦礫の山。
こうした光景が、街々にあたりまえのように存在している。
この光景を見てもなお、「瓦礫受け入れ拒否」を言いつのるのか。
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