Wien und Hallstatt/4 デュルンシュタイン街歩き その1
デュルンシュタインの街は、駅からブドウ畑の道を5分ほど歩く。
右手の山の上には、ケーンリンガー城跡が見える。
ケーンリンガー城跡は、第3次十字軍遠征(1189-1192)の帰りにオーストリア公の囚われの身となったリチャード獅子心王が幽閉されたところである。
幽閉されたと言っても、身代金目的であるから飲んだり食べたり、優雅な暮らしをしていたらしい。
城址まで登るのに、30分必要である。
街は城壁で囲まれていて、街に入るには門をくぐらなければならない。
HauptStraßeを歩いていくと、何やらひとだかりがしている。
見ると、ポールを立てようとしているようだ。
きょうは5月1日、マイバウムなのであろうか。
それにしても大勢の人たちで、かなりの人たちはバスでやってきた団体さんのようだ。
しばらく見ていたが、マイバウムはなかなか立たないので、Schmidl(シュミードル)というパン屋さんに入る。
シュミードルは、Wachauer(ヴァッハウアー)というパンで有名ということだが、センメルを小さくしたようなパンだ。
お昼用にチョコのついたパンとともに、購入
http://www.schmidl-duernstein.at/
HauptStraßのはずれに、シュロスホテル・デュルンシュタインがある。
その駐車場から、ドナウ川を眺めることができる。
ふたたび街の中に戻って路地を右に折れると、広場ではお祭りモードである。
マイバウムは、まだ立っていない。
楽隊が音楽をかなで、子どもたちが輪になって踊っている。
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