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2012年5月 4日 (金)

Wien und Hallstatt/4 美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)

ひとやすみして、美術史美術館(KHM)に行く。
西駅からであれば、U3で約10分のVolkstheaterで降りればよい。
リンクを歩いて、マリア・テレジア広場に行くと、おお、KHMには工事用の幕がかかっているではないか。
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玄関には、クリムト展のポスター。
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クリムトは1862年生まれ、したがって今年2012年はクリムト・イヤーということで、さまざまな時期・場所で、クリムトにまつわる展覧会などが開催されている。
http://www.vienna.info/de/sightseeing/museen-ausstellungen/klimt2012
そのひとつがここ、KHMでも行われているのである。
http://www.khm.at/

そういえば、2008年にウィーンに来たときは、ベルヴェデーレで「グスタフ・クリムトと1908年の美術展」が開催されていた。
「Der Kuß」が初めて公開されたのが1908年だったのだそうで、今回の美術展はそれから100年、シュヴァルツェンベルク・プラッツで開催された、当時の展覧会を再現しようとした展覧会だった。
そこでは、「Der Kuß」と個人所蔵のためふだんは見ることのできない「Danae」とが並んで展示されていたのであった。

カーサでチケットを購入、「コンセッション、ビッテ」というと、ガラスの向こうのおじさんは「証明するものは?」というのでSisiyさんを示したら納得してくれて、1枚はコンセッション料金(9Eur、通常は12Eur)で発券してくれた。
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KHMで行われているクリムトにまつわる特別展、それは、クリムトが描いた壁画を目前で見ることができる催し。
クリムトといえば分離派であるが、工芸学校時代に美術史美術館の装飾をしたり、工芸学校卒後にブルク劇場の装飾などを行っている。
美術史美術館の建築は1871年に始められ、オープンは1891年である。
なお、ウィーン分離派が結成されたのは、1897年のことであった。

中央階段を見ると、何やら柱が見える。
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階段をあがり、アントニオ・カノーヴァの「テセウス群像」のある踊り場で向きを変えると、上のほうに橋がかかっている。
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天井にはミハーリ・フォン・ムンカーツイーの「ルネサンス賛歌」、その下のドームにはハンス・マカルトによって、デューラー、ラファエロ、ミケランジェロなどの肖像画が描かれている。
その下の柱の間に描かれているのが、クリムト兄弟やフランツ・マッツェによって描かれた、エジプトからギリシャ、ローマ、ルネサンスに至る美術の発展の歴史を表す壁画である。
この橋、「クリムト橋」から、クリムトの壁画を見ることができるのだ。
クリムトは、壁に向かって左から「聖女/ローマ」「総督/ヴェネツィア」「タナグラの乙女/古代ギリシャ」「パラスアテネ/古代ギリシャ」「エジプトの裸像/エジプト」「ミイラ/エジプト」「青年/・フィレンツェ」「若い娘と幼児/ルネサンス」「ダンテと幼児/ルネサンス」「ダヴィデ/フィレンツェ」「ヴィーナス/ルネサンス」の11の壁画を描いている。
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画像は、「総督/ヴェネツィア」「タナグラの乙女/古代ギリシャ」「パラスアテネ/古代ギリシャ」「エジプトの裸像/エジプト」「ミイラ/エジプト」「青年/フィレンツェ」の6つが写っている。

階段をあがるときは人数制限をしていて、おじさんがカードをくれる。
橋は、壁のすぐ近くである。
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おおぜいのひとが、壁画を堪能している。
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いつまでも去りがたい。

次は、姫さまたちのお部屋に直行。
なんと、3人の姫様がいらっしゃるではないか。
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左から、「インファント・フィリペ・プロスパー」「薔薇色のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(2歳頃)「白のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(5歳頃)「青のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(8歳頃)
プラドには、「ラス・メニーナス」や「赤のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(9歳頃)「白色のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(5歳頃)「青色のドレスのインファティン・マルガリータ・テレサ」(9歳頃)がある。
ルーブルにも4歳頃のマルガリータがいらっしゃるはず。

さらに館内を歩いていると、模写しているおじさんがいたりする。
ここでは、写真撮影もおとがめなし(ストロボ不可)だし、頼めば模写もさせてくれるのである。
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そして、ティッツィアーノ、ブリューゲルを見てデューラーへ。
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ルーベンスも見るが、あれこれ見ていると脳が溶解するので、外に出ることにする。
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最後に、御挨拶代りにエントランスから丸天井を見上げる。
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