Wien und Hallstatt/3 遊覧船その1
そろそろ時間だろうと、Markt桟橋に行ってみる。
Bahnhof桟橋に向かう船はいるが、そのほかの姿は、ない。
アジアンのおねーちゃんが、にこにこしながら私たちの姿を見つけて近寄ってくる。
「船に乗るのか?」と聞いたら「そうだ」と言うので、「何時の?」と尋ねてみる。
日本語は通じず、英語である。
「そこの板に、11時と書いてあった」と言うので見たら、ほんとだ、「今日の遊覧船は11時」と書いてある。
パンフレットを見たら、11時の観光船もある。
10時40分は90分、11時は50分のコース、今日は寒いから短距離コースだけにしたのかもしれない。
日本人団体御一行さまも到着、添乗員さんに聞いたら、乗船するのは11時の遊覧船だった。
ようやく遊覧船が到着。
乗船してチケットを購入する。
船室に座ると、何かを注文しなければならないので、寒いが屋上の船首席に座ることにする。
そばには、日本人団体御一行さまの一部。
なんでもドイツ・オーストリアを周遊するコースで、今朝8時半にザルツブルクを出発してきたのだそうだ。
船はMarkt桟橋を離れ、まずラーンに向かう。
しかし、ラーンでは誰も乗らない。
山の上には、ケーブルカー山頂駅近くのレストランが見える。
Obertraun(オーバートラウン)あたりで、トラウン川の水がハルシュタット湖に流れ込む。
オーバートラウンも小さな町であるが、駅はある。
対岸に、ハルシュタットの街並みの全体を見ることができる。
船は湖岸沿いにすすみ、鉄道の線路があるのだが、残念ながら列車は通ってくれない。
そして、ハルシュタットから見えていた、シュロスに近づく。
地図などを見ても何なのかはわからないのだで観光用などではなさそうで、荒れてもおらず、線路に沿って道はある(オーバートラウンからハルシュタット駅まで)ようなので、ここで暮らしている人がいるのかもしれない。
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