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2011年8月24日 (水)

(2)兵士の物語/サイトウ・キネン・フェスティバル「兵士の物語」

演じられる実験劇場は、芸術館主ホールのステージ上に組み立てられている仮設劇場である。
席数は360、ドアを入ると客席の一番上に出る。
段々になっている席につくには階段を降りなければならないのだが、障害者には、ちょっときつい。
車いす利用者は、どうするのかな。
それにしても、オペラ「青ひげ」と交替での公演なので、席を組み立てたり解体したり、作業はご苦労なことだ。
まぁ、もともとの設備だから、たいした作業ではないのかもしれないが。

舞台の上には、たくさんのチェアが並んでいる。
あれ、出演者は、こんなに多くはないのに。
「来るはずだったオーケストラが戦争のせいで7人の演奏家しか来られなかった」というという設定なのだそうだ。
http://www.saito-kinen.com/j/program/play/

前触れもなく、出演者が下手の袖に集まってくる。
テーブルがあって、飲み物を飲んだり談笑したり。
え?
もう始まったの?

ほぼ若手たちで構成されている7人の楽士たちと4人の俳優が織りなす、ふしぎな空間。
楽士たちも、俳優からちょっかい出されたり、いっしょに舞台を歩き回ったり、強制的に(?)演じなければならない。
舞台上、置かれているチェアをよけながら動き回っての演奏も、きついものがあるだろうと思う。
小道具もほとんどなく、画用紙に手書きで書いた「本」「ヴァイオリン」を使ったりしている。
驚きは、指揮者がいないのである。
最後に、主ホールと一体になるのは、絶妙な演出。
舞台後ろの幕がなくなると、正面は主ホールの舞台とさらに客席が見える。
この、1800の席をもつ客席もが、「兵士の物語」の舞台になる。
http://www.mpac.jp/about/special.html

公演後、トークの時間になる。
ここで、残念というか呆れたというか、客席からストロボが光る。
わたしたちのすぐうしろにいた、3人のオバサン連れのひとり。
むろん、本公演の時間ではないのだけれど、自分さえよければいいのか、いい齢こいて。

はねてから、もう1冊プログラムを買おうと思ったが、売り場には誰もいない。
そばにいたスタッフに「プログラムはありませんか」と聞いたら、売切れてしまったのだと。
売り場のカウンターの中をのぞくと何冊か重なっていたが、上に「100冊限定」の札。
公演のつど、100冊のみ売るのだろうか。
客席数360に対して100部は、いかにも少なすぎると思うのだが。

駅に出て、上りの「あずさ」まで、ビール。
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ホームに降りると、すでに「あずさ30号」(4080M・千葉行き)は入線している。
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南小谷発長野行きハイブリッド気道車HB-E300系快速リゾートビューふるさと(9231D)が停車中だった。
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何気に、ヨーロッパ車両的印象。
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待機するE257系がいたり、パンタグラフがシングルアームの115系がいたり。
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「あずさ30号」は、松本ではガラガラで発車し、1号車には、わたしたちのほか、もう1組しか乗っていない。
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どうなるかと思っていたら、岡谷や下諏訪あたりから席が埋まり始めた。
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