国立天文台野辺山の特別公開/「はやぶさ」とALMAでさぐる太陽系のはじまり
年に一度、国立天文台野辺山が特別公開されるので行ってきた。
ふだんも敷地内の一部は見学できるが、特別公開日はふだん行けないエリアまで入ることができる。
9時にオープンなので、その前に着こうと5時半過ぎに出発し、予定どおり8時50分に到着できたが、すでに数十人が列をつくっていた。
9時開場、見学はできるが建物は9時半オープンなので、それまで待つ。
9時半に建物がオープンするが、整理券配布が10時からなので、ふたたび待って、49番目の整理券を入手。
ちなみに、講演会定員は200人。
ここまでで、列に並んで1時間20分が経過したのであった。
何の整理券かと言うと、特別講演会は『「はやぶさ」とALMAでさぐる太陽系のはじまり』、弁士はJAXAの阪本さん。
例えがうまくて、「隕石はカツオのたたきである、表面はやけこげていて元の様子とは違っている」とか、「はやぶさはイトカワの物質をクール宅○便で持ち帰ってきた」など。
また、ウルトラマンはマッハ5で、第1宇宙速度にははるかに及ばないので宇宙には行けない、日本から45度でマッハ5で飛ぶのを計算してみると3数十キロで太平洋上に落下する、などという話もあった。
近く、はやぶさが持ち帰ってきたイトカワの試料の解析結果が発表されるらしく、「今はまだ言えないが、スゴイです」の連発。
研究者にとっては「スゴイ」ことが一般人民大衆にとっても「スゴイ」ことなのかは、発表されてのお楽しみ。
1時間の講演が、瞬く間に終了。
8月26日、微粒子の分析結果が「サイエンス」に発表されたというニュースが流れた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110826/t10015157681000.html
http://www.sciencemag.org/site/feature/data/hottopics/hayabusa2011
※車いすユーザーのために
入口でもらえるパンフレットには、車いすユーザーが見学可能なところかどうかが明示されています。
建物には、靴を脱いで入りますが、車いすはそのまま(雨だと、いちおうタイヤは拭いて)入ることは可能です。
また、講演会は本館2階で行われます。
本館にはエレベータがあるので、利用できます。
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