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2011年6月12日 (日)

MITSUKO~愛は国境を越えて~

「MITSUKO~愛は国境を越えて~」の東京公演2日目を観劇してきました。
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小池色が強く、他のステージのイメージをそのまま持ってきているんじゃないかと思うような場面もいくつか。
席が2階だったからなのかどうかはわかりませんが、アンサンブルの歌唱が聞き取りづらかったです。
カーテンコールでは、安蘭さんと辛源さんが挨拶。
そして「後ろを振りむかずに」合唱。

ストーリーは、特に2幕はリヒャルトがメインなのか光子がメインなのかが定まらず、う~ん、ここまであれこれのエピソードを盛り込む必要があったのか、で、それが何か?、という印象でした。
エピソードは、もう少し絞ってよかったんじゃないかしらん。
光子とリヒャルトとの出会いも、落馬じゃなかったですが、まぁ、落馬が事実だったかどうかは確証があるわけではないので、これは許すかな。
ステージでの出会いでのできごとも、事実だったかどうかは???ですが。

狂言回しは、太平洋戦争直前のアメリカにいるリヒャルトと、リヒャルト宛の手紙を持ってきた日本人女子学生。
光子の運命と女子学生の運命とを重ね合わせて、という趣向なのかしらん。
ちょとくどくて、「で、それが何か?」につながります。

違和感を持ったのは、ロシア革命~ソビエト連邦~オーストリア敗北という流れで唄われていたところ。
これは、歴史の無視です。
1917年2月:2月革命
1917年11月:10月革命(ロシア旧暦による)、人民委員会議設立
1918年11月:第一次世界大戦でオーストリア降伏
1922年12月:ソビエト社会主義共和国連邦=ソビエト連邦樹立

また、リヒャルトの汎ヨーロッパ連合について、美化しすぎかなと思ったのと、これは違うというのが旗。
汎ヨーロッパ連合の旗は、第二次世界大戦前は、青地にSun crossがあしらわれています。
Sun crossのまわりに欧州旗の星が散りばめられるようになったのは戦後のことなので、ありえません。

思いがけないことに、きょう、客席にはミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギーさんがいらっしゃっていて、カーテンコールのときに安蘭さんが紹介していました。
終わってからホールに行ったら、ミヒャエルさんがおいでだったので、ご挨拶。
2月にお会いしたことを、覚えてくださっていました。

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コメント

ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー(Michael Coudenhove-Kalergi)氏は、2018年12月26日、亡くなりました。

投稿: 楠の末裔 | 2019年3月11日 (月) 23時29分

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