1 レーゲンスブルク大聖堂のミサへ
日曜日なので、レーゲンスブルク大聖堂のミサに行ってみることにしたのだが、いつもどおりの朝ごはんである。
ホテルのロビーにあるパソコンで調べてみたのだが、大聖堂のミサの開始時間がわからない。
ホテルのフロントに聞いたら、9時と10時の2回じゃないかと言う。
ともかく、9時に間に合うように行けば間違いなかろうと、出かけることにした。
マクシミリアン通りをカルメリテン・ホテルの手前で右に折れて、Dachauplatzに寄る。
大聖堂の中にヨハン・マイヤー司祭の石碑があったが、ここDachauplatzにもヨハン・マイヤー司祭の追悼の石柱がある。
ヨハン・マイヤー司祭は、このDachauplatz(当時はMoltkeplatzと言ったようだ)で、市民にドナウ川にせまっていた米軍とは戦わずに降伏するよう訴えて逮捕され、他の市民とともに絞首刑に処せられた。
http://www.regensburg.de/tourismus/de/regensburg_erleben/sehenswertes/plaetze/dachauplatz/1433
マクシミリアン通りに戻ると、左側にAlte Kapeleがある。
かつてはバイエルン公爵の使用するカペレで、1000年以上の歴史がある。
現在の建物は12世紀中期にロマネスク様式で建築、15世紀にゴシック様式に、18世紀に現在のロココ様式に改装された。
中には入れないが覗くことができるらしい。
http://www.alte-kapelle.de/
大聖堂の手前にあるのは、聖ウルリヒ教区教会。
聖ウルリヒ教区教会は13世紀の過渡期的な建築様式で、現在は聖ウルリヒ司教区博物館(Diözesanmuseum St. Ulrich)になっている。
http://www.domschatz-regensburg.de/
その横に、誰かの像がある。
大聖堂に面した広場とレジデンツ通りResidenzstrasseの角の白い家に銘板がある。
Hier in der damaligen fürslprim alischen RESIDENZ befand sich Hauptquartier des Kaisers NAPOLEON
24 und 25 April 1809
「ここの当時の侯爵の館に、1809年4月24日と25日にナポレオン皇帝の指令所が置かれた」ということだろう。
<続く>
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