1 ダッハウへ
この日は単独行動の日で、午前中は、ダッハウへ行く、
券売機でMünchen XXLを購入。
S2に乗って約20分でダッハウに着く。
Sバーンで使用されているのはBR423型、ドイツではありふれた交流電車で1998年から導入されている。
ダッハウ駅のホームは2本。
どこにでもあるDBの駅舎であるが、ホームから階段を下りて地下道に行き、KZ-Gedenkstatteの案内をたどって歩くと駅舎を通ることなくバスターミナルに出る。
ダッハウ収容所に向かうバスは、手前の島の右向きのバスが停まっているバス停から出る。
バスは電車に接続していて、到着後10分後に出る。
バスの中は、中高生ぐらいの子ども達でいっぱいだ。
バスに乗って約10分で、KZ-Gedenkstatte Haupteingang停留所に到着。
停留所の前が、ダッハウ収容所入り口である。
並木道が続いて、まるで公園のようだ。
この木々の向こうが収容所だとは、言われるまでわからないだろう。
やがて、廃墟のようなところに出るが、収容所入り口前のホームの跡である。
収容所まで「囚人」を運んだ列車が着いたところだ。
収容所の入り口がある。
近寄ると、扉に「ARBEIT MACHT FREI」の文字。
この言葉そのものは、ワイマール共和国時代に公共事業で使われていたらしいのだが、なぜ、収容所の門の扉に標語として使われることになったのか。
扉を空けて中に入る。
<続く>
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