4 フーバー教授記念広場とショル兄妹記念広場
大学の近くにいるので、白バラ記念館に行くことにした。
お店からルートヴィヒ通り(Ludwigstraße)に出るところ、法学部前の前にある広場がフーバー教授記念広場(Professor-Huber-Platz)である。
クルト・フーバー(Kurt Huber)教授は、白バラの学生たちとともにビラをつくり、1943年2月27日に逮捕され、4月8日に起訴、4月19日に死刑判決を受け、7月13日にシュターデルハイム刑務所でギロチンによる斬首刑(!)となる。
http://de.wikipedia.org/wiki/Kurt_Huber
ルートヴィヒ通りを渡る。
北のほうには凱旋門が見える。
南は、将軍堂に至る。
わたったところは、ショル兄妹記念広場(Geschwister-Scholl-Platz)。
広場の噴水と中央校舎正面玄関との間には、散らばるビラをイメージしたビラの記念碑がある。
1943年2月18日11時前、ハンス・ショル(Hans Scholl)、ソフィー・マグダレナ・ショル(Sophia Magdalena Scholl)は大学へ来てビラを撒いた後逮捕される。
2月21日、ハンス、ソフィー、クリストフ・プローブスト(Christoph Probst)は「国家に対する反逆と利敵行為」で告発される。
2月22日、ドイツ民族裁判所(Volksgerichtshof)でローラント・フライスラー(Roland Freisler)裁判長により、ハンス、ソフィー、クリストフは死刑判決を受け、午後5時シュターデルハイム刑務所内でギロチンによる斬首刑となる。
地面の碑を踏みつけにしているのではなく、学生たちが先生の説明を聞いている。
中央校舎から噴水、向こうにはフーバー教授記念広場。
ショル兄妹記念広場と中央校舎を見る。
<続く>
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