5 オーバーハウス要塞
Rathaus前のプラッツにミニバンが駐まっていて、おでこにOBERHAUSと書かれている。
オーバーハウス要塞へ行くシャトルバスだ。
オーバーハウス要塞まで歩くのはSisiyさんにはつらいだろうが、車ならいいだろうと、往復料金5Eur払って乗車。
12時半に出発し、ドナウ川の橋をわたりイルツ川の横を走って、山に登っていく。
5分ほどでオーバーハウス要塞に到着。
オーバーハウス要塞(Veste Oberhaus)は、1219年に領主司教館として建設されるが、1367年にパッサウ市民の反乱で市民に包囲されてしまう。
その後拡張され、1807年にバイエルンが接収して刑務所として使用、現在はユースホステルと博物館がある。
http://www.oberhausmuseum.de/Start.aspx
インフォで博物館のチケットを購入。
入場料は1人5Eurだが、シャトルバスのチケットで0.5Eur割引になる。
門を抜け、中庭の奥の入り口から要塞の中に入る。
チケットのチェックで、大きな荷物はロッカーに入れるように言われる。
ロッカーは有料だが、扉の内側にコインを入れ、扉を閉めてから鍵をかけるシステムで、そばにいたおにーちゃんが使い方を教えてくれた、ダンケ。
次に鍵をあけると扉の内側kでコインが落ちて、手元に戻ってくるという仕掛け。
博物館の内部は、要塞やパッサウにまつわるさまざまな展示が行われていて、展示方法は現代的だ。
小さな部屋をぐるぐる歩くことになる。
パッサウは、白い金としての塩で財をなしたらしい。
中には、罪人の手枷足枷とか(使用中の図つき)、ぎざぎざになった剣なども展示されている。
パッサウでは、ドイツ南部バーデン=ヴュルテンベルク州の森林地帯「シュヴァルツヴァルト(黒い森)」から流れるドナウ川(Donau)に、アルプスのLägh dal Lunghinを源とするイン川(Inn)、ボヘミアから流れるイルツ川(Ilz)が合流していて「Drei Flüssen」と呼ばれる。
要塞の窓越しに、左からイルツ川、ドナウ川、イン川が合流しているところを見下ろすことができる。
それぞれの川の色が異なっているのだが、この日はぼんやりとしかわからない。
要塞から歩いて降りると、イルツ川、ドナウ川、イン川の合流を見ながら降りることができるのだが、これはパスして、1時15分のシャトルバスでRathausに戻る。
お昼はRathaus近くにあるはずのKaiserin Sissiというレストランに行こうかと思っていたのだが、見つからなかった。
<続く>
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