7 聖シュテファン大聖堂
お昼をすませDom(聖シュテファン大聖堂、St. Stephan)に行ってみる。
路地を抜けていくと、Domである。
聖シュテファン大聖堂は1407年に建てられ、1662年の大火によって大部分が消失したが、1668年に再建された。
ウィーンはパッサウ司教区に属していたのだが、1469年に神聖ローマ皇帝フリードリッヒ3世がローマ法王を説得し、ウィーンを独立の司教区に格上げしたという歴史がある。
Domの中に入ると、正面に祭壇がある。
そして、振り向けば、パイプオルガン。
ここ聖シュテファン大聖堂にあるパイプオルガンは、17774本のパイプと231の弁装置をもつ世界最大のパイプオルガンである。
正午にパイプオルガンの音を聴くことができるのだが、とっくに過ぎていた。
天井に描かれた絵も、すばらしい。
片隅には、赤い蝋燭がともされていた。
Domの中庭にも入ることができるが、中世に迷いこんだ感覚だ。
<続く>
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