いる・こんと・ぺるふぁぼーれ Sabato=B777
成田からミラノに向かうAZ787便の使用機材はB777-200ER、エコノミークラスのシートは3×3×3で、我々のシートは29Jと29K、右側である。
窓側の29Lは誰も来なかったので、29LはSisiyさんに使ってもらい、3席を2人で使うことができた。
エコノミーではあるものの、前座席の背中についた液晶モニターを個人ごとに使うことができる。
ほぼ定刻の1時すぎに成田を離陸、新潟上空から日本海を飛び、シベリアを飛んでヨーロッパに入っていくルートである。
機内食と飲み物、食後のコーヒー、ミラノに着く前の軽食とがキャビン・クルーによって配られるが、これ以外の飲み物はセルフサービスで、後部まで自分で取りに行かなければならない。
記入を頼んだフライト・レコード・カードが返ってきたのを見たら、キャビン・クルーは11人いて、人手不足というわけでもなさそうなのだが、余計なサービスは極力廃止するということだろうか。
フライト・レコード・カードといえば、最近はイタリアでも個人情報保護が厳しくなったので、「本来は名前を書くことはできないのだけど、プライベートの記録用ということならば」ということで書いてもらうことができたのである。
12時間は長く、到着までは何もすることがない。
映画を見るが、2本見たら飽きてしまった。
地図を見ていると、白海からフィンランド、バルト海と飛んでドイツに入り、シュトゥットガルト、チューリヒの近くを飛んでミラノに入っていくようだ。
ミラノ・マルペンサ空港到着は、予定より50分ほど早い午後5時40分であった。
日本との時差は、3月から10月までサマー・タイムなので、7時間、日本ではすでに10日になっているのである。
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